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人妻淫ら調教
第35章 解き放された蜘蛛の糸(ときほぐされたくものいと)
 五郎の顔に黒い笑いが広がっているのが、玲奈には見えたように感じていた。
 テラスのドアを開き、


「玲奈、窓際のあそこにしようか?外からも中からも良く見えるからな。」


 軽く男の指差す方向を見ると、玲奈は彼の意図がわかった。


「あそこ、丸見えですね。五郎さん。」


(隠れるところが、ないし、どないしたら、、、。)


 逃れるすべがないか、瞬間的に玲奈は考えていた。
 そんな彼女の気持ちを無視するように、五郎は彼女をグイグイと選んだテーブルの方へ引っ張っていった。


「そうや、みんなに見てもらうためや。ふふふ、お前にはご褒美にしかならんがな。クククッ。」


「ご褒美なんて、違います。恥ずかしくって、死にたくなります。けど、五郎さんの命令なら、嫌ですけど、私に選択権なんて、ありませんから。」


 そう答えながら、玲奈は五郎との事を思い浮かべ後悔していた。
 彼女の言葉を聞き、ニヤリと皮肉な笑いを浮かべ、五郎はなにも言わなかった。
 テーブルにつき、二人が椅子にならんで腰かけると、ウェイトレスが注文を取りやってきた。


「ホットでいいな?ホットを二つね。」


 五郎が確かめるように玲奈の方を見て注文をすると、ウェイトレスは確認するように復唱すると、テーブルを離れた。


「可愛い子やな。ふふふ、お前の方を見てたな。もっと、エエもんを、あの子に見せてやろうかな?ククッ。」


 五郎の言葉に背筋に寒い物を感じ、何か言おうと玲奈の唇が開きかけた瞬間、彼女の花芯に甘い刺激とくぐもったモーター音が聞こえた。


「んっ、そっ、、そん、な、、、。」


 玲奈の身体が硬直し、快感に耐え、唇から抑えた喘ぎがこぼれた。
 快感の刺激に囚われた人妻の虚しい抵抗を楽しみながら、


「ふふ、言うたやろ、コイツ一つで、お前はどうでもなるんや。止めてやるから、足を開けや。いやなら、エエで?」


「ここで、、んん、、丸見え、に、、んん、、、。」


 くぐもったモーター音がきこえたのか、話し声が聞こえたのか、ウェイトレスがチラリとこちらを振り向いた。
 リモコンのスイッチを切り、玲奈が従うのを確信して、五郎は待った。


「これが、あんたの、ん、望みなんですね。ん、なんね、んん、、恥ずかしい、、、」


 羞恥に耐えるように人妻は肌を朱に染め、両足をユックリと開いた。
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