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人妻淫ら調教
第35章 解き放された蜘蛛の糸(ときほぐされたくものいと)
「ふふふ、十数えたら閉じるんや。それまで、そのままや。一、二、、、」


 五郎は羞恥に耐える人妻を嬲るように時間をかけて、十まで、数えた。
 玲奈は時間の流れがいつもより長く感じられ、女の部分が熱く潤うのを止められなかった。
 男の声が十を告げると、慌てて彼女は足を閉じた。


「ふふふ、みんな見てるで。お前の淫らしいスカートの中をな。斜め前の若いやつなんか、お前のアソコに目が釘付けやったで。ふふふ。」


 嬲るように言う五郎は言葉と同時に、リモコンの上を指が走った。


「そ、そんな、それは、五郎さんが、ん、んん、、」


 抗議の言葉は途中で消え、玲奈の唇からは押さえられた甘い喘ぎがこぼれ、くぐもったモーターの音と震動が人妻の肉体に淫らな悦びを加えた。
 斜め右のテーブルに座る若い男が、二人の方を振り向き、玲奈の異常に気づいたが、ミニスカートの裾の方へ視線が移動し、チラチラと好奇心を抱いたように見ていた。


「ふふ、お前の斜め前の兄ちゃんが、お前のスカートの中を見てるで。もっと見せてあげるんや、玲奈。今度は五までや。五つ数えたら、足を閉じるんや。開けや、足を!」


「んん、ケダモン、、ん、、」


 悔しさと屈辱に目を閉じ、玲奈は足をユックリと開いた。


「ヨシヨシ、よう見て貰えや。一、二、三、四、五、ユックリ閉じるんや。ふはは。」


 五郎の下卑た笑いが、玲奈の耳と心を撃った。
 彼の言葉とは裏腹に彼女は急いで足を閉じ、薄目を開け、さっきまでチラチラ視線をスカートの裾に這わせていた若者を、見ていた。
 そして、羞恥と共に他人の視線に晒されるという事に、淫らな期待感が玲奈の中に生まれていた。


「人でなし、ん、どうして、、、」


「どうしてかな?面白いからさ、お前の反応がな。クククッ。」


(ふふ、見られることに目覚めやがったな。くくくっ、今日の楽しみが増えたな。)


 玲奈が足を閉じた瞬間、大きく息を吐く音が聞こえ、若い男の残念そうな舌打ちが聞こえた。


(いけん、見てる、あの人、、まだ見てる、ん、、いけん、、私、、おかしなってる、、。)


 若い男の刺さるような視線を、玲奈は感じ、身体が熱くなるのを感じていた。


「もう、許して、、お願い、、」


「ふふ、ここでは、この程度かな?後は、この店をでてからやな。楽しみにしてな、玲奈。」
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