この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
生徒会室にベッドがあるわけは
第2章 人間を犬に変えるには
「大事にせえや女を!」
この人は『正しい』か『正しくない』しか判断基準がないんだと思う。って考え方はひねくれてるかも。
まーでも、女を大事にしろっていうのはある意味女性差別だ。
大事にするってのは、これなのだ。私にとって。
「あー、怒ってスマン。なんかわけあるんやないか?」
平静になろうと努める元野球部君。笑顔。でも、こめかみの辺りがピクピクしてる。
後輩とかいると、こんな感じで面倒みなくちゃいけないのかな。大変そう。
でも、こういうどうぞ僕を頼ってくださいって雰囲気は最高にイラつく。
「売春じゃなければいいんですか?」
「は?意味わからんし。」
当然の答え。
「好きです先輩。」
すげー嫌味な笑顔でそう言ってみる。
「お前オモロイな。」
ガッハッハって感じの笑顔で先輩は私を見る。
いかにも表情豊かな笑顔。やたら偏屈な人ほどこういう笑顔なのを知ってる。
「悩みでもあるんか?」
「強いて言うなら、我が高の野球部が糞弱いのが悩みですねー。」
またこめかみがピクってなる。オモロイ。
「あははは、言うなあ」
笑ってるけど、笑ってない先輩。
副キャプテンだったらしい、どーでもいいコウサカのリサーチ。
「キャプテンの器じゃないんですねー、わかります。あはは。」
「は?関係ねえやろ。」
「あはははは。」
ピクピクピクピクしてる。ますますちんこっぷりに磨きがかかる。
この人は『正しい』か『正しくない』しか判断基準がないんだと思う。って考え方はひねくれてるかも。
まーでも、女を大事にしろっていうのはある意味女性差別だ。
大事にするってのは、これなのだ。私にとって。
「あー、怒ってスマン。なんかわけあるんやないか?」
平静になろうと努める元野球部君。笑顔。でも、こめかみの辺りがピクピクしてる。
後輩とかいると、こんな感じで面倒みなくちゃいけないのかな。大変そう。
でも、こういうどうぞ僕を頼ってくださいって雰囲気は最高にイラつく。
「売春じゃなければいいんですか?」
「は?意味わからんし。」
当然の答え。
「好きです先輩。」
すげー嫌味な笑顔でそう言ってみる。
「お前オモロイな。」
ガッハッハって感じの笑顔で先輩は私を見る。
いかにも表情豊かな笑顔。やたら偏屈な人ほどこういう笑顔なのを知ってる。
「悩みでもあるんか?」
「強いて言うなら、我が高の野球部が糞弱いのが悩みですねー。」
またこめかみがピクってなる。オモロイ。
「あははは、言うなあ」
笑ってるけど、笑ってない先輩。
副キャプテンだったらしい、どーでもいいコウサカのリサーチ。
「キャプテンの器じゃないんですねー、わかります。あはは。」
「は?関係ねえやろ。」
「あはははは。」
ピクピクピクピクしてる。ますますちんこっぷりに磨きがかかる。