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生徒会室にベッドがあるわけは
第1章 人間に尻尾を生やすには
「あの……もう一回キス…………。」

なんだか爆発してしまいそうな照れっぷりで、思わずオタク君の口から舌をじゅぱじゅぱ吸っちゃう。
熱い鼻息を受けながら、彼の首元をがっちりと固定する。逆レイプだ、あはは。
制服の上から腰を擦り付けると「ふあああああぁぁっ……!」とか言いながらオタク君は射精した。

「大丈夫ですか?」

自分で聞いておいてマヌケな質問だなあと思うけど、まー他に慰めようもない。
びっくりするのは、量だ。制服から汁が滴り落ちている。すげー、ちょっと引いちゃうような嬉しいような。
あんまりなのでチャックを下ろしてあげた。

「あぅぁ…………すみません、すみません……。」

何に謝ってるのかよーわからんが、もしかしてあそこのデカさに謝ってるのか??と錯覚する。
「凶器!!!」って表現が陳腐だけど一番に浮かんだ。
若くて青臭い匂いがあたりに立ち込める。
なんかセーシの粒子がこの辺一帯を飛び回ってるイメージ。
ベビーフェイスに似合わぬ凶器で、私は頭の中でキャーーってなる。驚きと喜びの悲鳴!
あと感動とかね、男の子ってこんなに違うモノなんだって。持ってるモノが違うってやつだね。
思わず口に入るだけパクってする。

「わぁああああ、ごめんなさいごめんなさい!」

咥えてあげた感想が、ごめんなさいって。
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