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生徒会室にベッドがあるわけは
第1章 人間に尻尾を生やすには
「いいですよ。」
と私が言う。
この言葉、オタク君はどう受け取ったのだろう。彼の方から初めてキスされる。
彼から初めてリードされる。
色白でひ弱に見えてもやっぱり男の子だ。とっても気を使って、でも力強くベッドに寝かされる。
多分乱暴されたら敵わないけど、てかむしろして欲しい気もするけど。
『ピリカちゃん男に犯されるの巻』
お尻の穴がキュッってなったせいで、ピリカちゃんは尻尾をフリフリと揺らす。何かをおねだりしてるみたい。
ピリカちゃんの格好のまま正上位の体勢でオタク君と見つめ合う。
綺麗な目だ。でもちゃんと男の目だ。ゾクゾクする。
前戯とはこーやってやるものですよって感じでオタク君は丁寧に私をキスしてまわる。
なんだかクンニもお上手。何より優しい。オタク君の顔を汁まみれにする。
「本当に初めてですか?」
吐息と一緒に、あえて聞いてみる。
「上手ですか?」と、またオタク君が照れ笑い。
出来上がってしまった。私の声が漏れる。
オタク君がゴムをつける。意外に手早くつけた。一人で練習したのかなって思うと、すげーなんかほほえましい。
さあこれからだって時に、ブラバンの練習する音が響く。
時間が止まる。二人で声を出さずに笑う。
なんか映画のクライマックスっぽい曲なのでなおさら笑えてしまう。
「いいんですか?」
とオタク君。
聞くなよ。
「いいですよ。」
と私が言う。
この言葉、オタク君はどう受け取ったのだろう。彼の方から初めてキスされる。
彼から初めてリードされる。
色白でひ弱に見えてもやっぱり男の子だ。とっても気を使って、でも力強くベッドに寝かされる。
多分乱暴されたら敵わないけど、てかむしろして欲しい気もするけど。
『ピリカちゃん男に犯されるの巻』
お尻の穴がキュッってなったせいで、ピリカちゃんは尻尾をフリフリと揺らす。何かをおねだりしてるみたい。
ピリカちゃんの格好のまま正上位の体勢でオタク君と見つめ合う。
綺麗な目だ。でもちゃんと男の目だ。ゾクゾクする。
前戯とはこーやってやるものですよって感じでオタク君は丁寧に私をキスしてまわる。
なんだかクンニもお上手。何より優しい。オタク君の顔を汁まみれにする。
「本当に初めてですか?」
吐息と一緒に、あえて聞いてみる。
「上手ですか?」と、またオタク君が照れ笑い。
出来上がってしまった。私の声が漏れる。
オタク君がゴムをつける。意外に手早くつけた。一人で練習したのかなって思うと、すげーなんかほほえましい。
さあこれからだって時に、ブラバンの練習する音が響く。
時間が止まる。二人で声を出さずに笑う。
なんか映画のクライマックスっぽい曲なのでなおさら笑えてしまう。
「いいんですか?」
とオタク君。
聞くなよ。
「いいですよ。」