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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

取り敢えずジュリの珍行動のお蔭? で少し場が和むと、ヤナセは見計らったように説明を続けた。
「では皆さん……これからレッスンをする部屋に移動して下さい。その部屋の本日の……指導講師が待機しております」
もう先に、講師が待っているんだ――――。
生徒の時と違う流れが、新鮮に感じてちょっと気持ちが高揚する。
それはまた一人の女性としての感情じゃなく、ラブカルで培われたレッスン魂なのかもしれない。
「レッスンが終わりましたら……ヒヤリングをさせて頂きたいので、終わった方から教室に戻って来て下さい」
ヤナセの説明が終わると、私たちはそれぞれ指定されている部屋に向かった。
タブレットの表示を確認しながら、廊下を進んでいく。
部屋に行ったらセイジが居たりして!
あっでも、他の講師も見ている前でセイジとのレッスンを見られるのも微妙よね……。
もしかしたらこれからセイジの前で他の講師と……なんてこともあり得るのだろうか?
考え出したら色んな想定が浮かんできてしまって、つい気分が沈みそうになった。
「いけない! いけない! 今はラブカルの女性講師としての役目を果たさなきゃ!」
自分に喝を入れて、部屋に向かう足を速める。
「あった、Bの二〇二」
指定された部屋に辿り着いた。
この中に今日の担当の講師がいるんだ――――。
ドアを見詰めながら一呼吸して、ドアノブを握る。
ガチャ――!!
勢い良くドアを開け、大きな声で挨拶をした。
「では皆さん……これからレッスンをする部屋に移動して下さい。その部屋の本日の……指導講師が待機しております」
もう先に、講師が待っているんだ――――。
生徒の時と違う流れが、新鮮に感じてちょっと気持ちが高揚する。
それはまた一人の女性としての感情じゃなく、ラブカルで培われたレッスン魂なのかもしれない。
「レッスンが終わりましたら……ヒヤリングをさせて頂きたいので、終わった方から教室に戻って来て下さい」
ヤナセの説明が終わると、私たちはそれぞれ指定されている部屋に向かった。
タブレットの表示を確認しながら、廊下を進んでいく。
部屋に行ったらセイジが居たりして!
あっでも、他の講師も見ている前でセイジとのレッスンを見られるのも微妙よね……。
もしかしたらこれからセイジの前で他の講師と……なんてこともあり得るのだろうか?
考え出したら色んな想定が浮かんできてしまって、つい気分が沈みそうになった。
「いけない! いけない! 今はラブカルの女性講師としての役目を果たさなきゃ!」
自分に喝を入れて、部屋に向かう足を速める。
「あった、Bの二〇二」
指定された部屋に辿り着いた。
この中に今日の担当の講師がいるんだ――――。
ドアを見詰めながら一呼吸して、ドアノブを握る。
ガチャ――!!
勢い良くドアを開け、大きな声で挨拶をした。

