この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

ヤナセは腕時計をチラッと見やる。
「もうそろそろ……研修生たちが来ますので、私たちは……着替えておきましょう」
「は、はい! 畏まりました!!」
『私たち……』との言葉に、妙にソワソワしてしまう。
落ち着け、……落ち着くのよチワワ……
別にヤナセとのレッスンが初めてな訳じゃないし、寧ろ講師としての初実技がヤナセで安心じゃない!!
……多分……。
異様に緊張している自分に落ち着かせるよう心の中で言い聞かせるが、余り効果はなさそうだった。
「着替えなきゃですよね! ここで着替えるんですか?」
ローブも下着も置いていないのに、いそいそとジャケットを脱ごうとする私をヤナセが肩を揺らしながら止めてきた。
「クスクス……琴海さん、着替えは別室をご用意しておりますので……そちらでお着替えを」
「わっ! すみません!」
慌てて脱ぎかけたジャケットをまた羽織ろうとしたら腕につかえて変な格好になって、余計ヤナセの肩を震わせてしまった。
「琴海さん……慌てずとも大丈夫ですので……ゆっくり着替えて来て下さい」
ヤナセは楽しそうに微笑んで、着替えをする部屋に案内してくれる。
「すみません……」
「いえ……まだ慣れないことばかりで緊張されているかと思いますが……気負わなくても大丈夫ですので」
「はい……そうですよね」
確かにまだ新しい環境に慣れないことばかりだけど、今のこの尋常じゃない緊張感はまた別物だとは……
ヤナセ本人には言えなかった。
「もうそろそろ……研修生たちが来ますので、私たちは……着替えておきましょう」
「は、はい! 畏まりました!!」
『私たち……』との言葉に、妙にソワソワしてしまう。
落ち着け、……落ち着くのよチワワ……
別にヤナセとのレッスンが初めてな訳じゃないし、寧ろ講師としての初実技がヤナセで安心じゃない!!
……多分……。
異様に緊張している自分に落ち着かせるよう心の中で言い聞かせるが、余り効果はなさそうだった。
「着替えなきゃですよね! ここで着替えるんですか?」
ローブも下着も置いていないのに、いそいそとジャケットを脱ごうとする私をヤナセが肩を揺らしながら止めてきた。
「クスクス……琴海さん、着替えは別室をご用意しておりますので……そちらでお着替えを」
「わっ! すみません!」
慌てて脱ぎかけたジャケットをまた羽織ろうとしたら腕につかえて変な格好になって、余計ヤナセの肩を震わせてしまった。
「琴海さん……慌てずとも大丈夫ですので……ゆっくり着替えて来て下さい」
ヤナセは楽しそうに微笑んで、着替えをする部屋に案内してくれる。
「すみません……」
「いえ……まだ慣れないことばかりで緊張されているかと思いますが……気負わなくても大丈夫ですので」
「はい……そうですよね」
確かにまだ新しい環境に慣れないことばかりだけど、今のこの尋常じゃない緊張感はまた別物だとは……
ヤナセ本人には言えなかった。

