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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

着替えをする部屋も、生徒の時の小部屋とは違ってロッカールームみたいにシンプルでOL時代の更衣室を思い出す。
普通、着替えする場所ってこんなもんだよね。
小物入れまで厳選されていた小部屋を思い出すと、生徒への待遇の良さをしみじみと実感した。
身に着けたものは『スタンダード』コースと同じ物で、薄手の下着とローブだ。
新人講師育成だから基本的なことから、始めるのが伺える。
着替え終わり、ロッカーに備え付けの鏡で簡単に髪形を整えた。
「ふぅぅぅ~。頑張るわよ」
鏡に映る自分に向かって、気合を込める。
少し落ち着いた気分でレッスン室に戻るのにドアを開くと、ローブ姿に身を変えたヤナセがベッドの端に軽く寄り掛かりながら立っていた。
「あぁ……琴海さん、着替えましたね」
ヤナセは頭を傾けて微笑み掛けてくると、柔らかく揺れる髪の先がローブの襟から覗く鎖骨をなぞっていき、それすらも凄く艶っぽい。
こっちに向かって進めてくる足元は、ローブが微風に揺れるカーテンのように優美だ。
「ぶっ!!」
余りの神々しさに、思わず口元を抑えて前のめりに身を屈めてしまう。
無理~!
やっぱりこんなヤナセと、新人講習なんて無茶だと思う~!
さっきの気合は何処へやら――――
ヤナセの有無を言わせぬ破壊力に、早くも宇宙の塵になりそうな自分がいた。
普通、着替えする場所ってこんなもんだよね。
小物入れまで厳選されていた小部屋を思い出すと、生徒への待遇の良さをしみじみと実感した。
身に着けたものは『スタンダード』コースと同じ物で、薄手の下着とローブだ。
新人講師育成だから基本的なことから、始めるのが伺える。
着替え終わり、ロッカーに備え付けの鏡で簡単に髪形を整えた。
「ふぅぅぅ~。頑張るわよ」
鏡に映る自分に向かって、気合を込める。
少し落ち着いた気分でレッスン室に戻るのにドアを開くと、ローブ姿に身を変えたヤナセがベッドの端に軽く寄り掛かりながら立っていた。
「あぁ……琴海さん、着替えましたね」
ヤナセは頭を傾けて微笑み掛けてくると、柔らかく揺れる髪の先がローブの襟から覗く鎖骨をなぞっていき、それすらも凄く艶っぽい。
こっちに向かって進めてくる足元は、ローブが微風に揺れるカーテンのように優美だ。
「ぶっ!!」
余りの神々しさに、思わず口元を抑えて前のめりに身を屈めてしまう。
無理~!
やっぱりこんなヤナセと、新人講習なんて無茶だと思う~!
さっきの気合は何処へやら――――
ヤナセの有無を言わせぬ破壊力に、早くも宇宙の塵になりそうな自分がいた。

