この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目
いよいよ新人講師たちが現れた。

ガチャ――――

ドアが静かに開き、長身の講師たちが順番に部屋に入ってくる。

マジマジと見るのも失礼だけど、どうしても興味が先に立つ。

三人とも若くて同世代に見えた。

講師たちは、私とヤナセに正面に向くように横一列に綺麗に並ぶ。

傍の机に置いてあったタブレットをヤナセは手に取って、数回タップすると私に差し出してきた。

「琴海さん……これから彼等が自己紹介致します。こちらにプロフィールが記載されておりますので……どうぞご覧になって下さい」

「はい、ありがとうございます」

受け取ったタブレットには、三人の写真、年齢、身長など基本的なことが記載されていた。

「では……順番に名前と一言、お願いします」

ヤナセが一番右側の講師に目を向けて、指示をする。

どうやら私の挨拶は、最後みたいだ。

一番右に立っていた講師は、一歩前に出て真っすぐ私たちを見据えて自己紹介を始めた。

「はい! アラタと言います。年齢は二七歳……」

二七歳!? 若いな~早速年下かぁ。

二歳違いなのに凄くフレッシュに見えてしまうのは、私も年を取ったのかもしれない。

「前職はスポーツインストラクターをしていました。なんで運動神経と体力には自信があります」

そう締め括った『アラタ』はナツのドヤ顔まではいかないけど、どこか自信に満ち溢れているように感じた。

髪も短めで身体も凄く引き締まっていて、いかにもスポーティだ。

インストラクターをしていたなら、ジムとかで会ったら何かアドバイスしてもらえるかも……

等と、ちょっと期待をしてしまう。

/961ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ