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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

気持ちを落ち着かせようと胸元に片手に当てて顔を上げると、三人が私をジッと見ていた。
ドヒャァァァ~!!
早速、粗相でもやらかしてしまったかと思ったら――――
「何か、小動物みたい」
「こんなちっこいのに、女性講師なったんだ~。凄いね」
「君たち、失礼じゃない? 宜しくお願いします、コトミさん」
ただ挨拶しただけで、三人三様のコメントが早速返ってきた。
スクールに通うまでは自分にここまで興味を持ってくれる人は殆ど居なかっただけに、どんな一言でも返してくれるラブカルは、やっぱり格別に思える。
「あははっ! はい、小さいので皆さんの視界に入りにくいかもしれませんが」
照れ臭そうに笑って言葉を返すと、三人とも少し驚いた表情になった。
あれ……変だったかな?
笑いながら首を傾げると、隣にいたヤナセが口元の笑みを浮かべているのが見えたけど、その微笑みの理由を私には解る由もなかった。
そして――――
ヤナセの顔からスッと笑みが消え……
「では……これから実技講習を初めて参ります……」
いよいよレッスンが開始される。
ドックン――――!
フラッグが振り落とされると共に、胸の奥で大きな拍動を感じた。
「最初に……琴海さんと私で、基本的なレッスンの流れをお見せします。今までの自身の経験と違ったとしても……今回は変な先入観は入れないように、基本として必ず覚えるようにして下さい」
どことなく余裕な空気が漂っていた三人も、ヤナセの笑顔一つない真剣な表情を眼前にして顔が瞬間に強張る。
ドヒャァァァ~!!
早速、粗相でもやらかしてしまったかと思ったら――――
「何か、小動物みたい」
「こんなちっこいのに、女性講師なったんだ~。凄いね」
「君たち、失礼じゃない? 宜しくお願いします、コトミさん」
ただ挨拶しただけで、三人三様のコメントが早速返ってきた。
スクールに通うまでは自分にここまで興味を持ってくれる人は殆ど居なかっただけに、どんな一言でも返してくれるラブカルは、やっぱり格別に思える。
「あははっ! はい、小さいので皆さんの視界に入りにくいかもしれませんが」
照れ臭そうに笑って言葉を返すと、三人とも少し驚いた表情になった。
あれ……変だったかな?
笑いながら首を傾げると、隣にいたヤナセが口元の笑みを浮かべているのが見えたけど、その微笑みの理由を私には解る由もなかった。
そして――――
ヤナセの顔からスッと笑みが消え……
「では……これから実技講習を初めて参ります……」
いよいよレッスンが開始される。
ドックン――――!
フラッグが振り落とされると共に、胸の奥で大きな拍動を感じた。
「最初に……琴海さんと私で、基本的なレッスンの流れをお見せします。今までの自身の経験と違ったとしても……今回は変な先入観は入れないように、基本として必ず覚えるようにして下さい」
どことなく余裕な空気が漂っていた三人も、ヤナセの笑顔一つない真剣な表情を眼前にして顔が瞬間に強張る。

