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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

わぁぁぁ~ん!
やっぱりヤナセ、ドSだ~!
こんなシチュエーションでも『羞恥プレイ』は外さない気がする。
「はい……宜しくお願いします」
「クス……畏まりました」
もうこの聞きなれた、「クスクス……」さえも、辱めを受けているみたいだわ。
少ししょげつつベッドに乗ろうとしたら、高くて脚をかなり上げないといけなかった。
背の高い男性向けなのだろうけど、おチビな私には結構難儀だ。
マットに手を載せて、勢いを付けて飛び上がろうとすると――――
「少々……失礼致します」
ヤナセの声と共に、身体が無重力感に襲われる。
「きゃっ!」
「直ぐに……下しますので、お待ちください」
「は……い」
そう――――必殺『お姫様抱っこ』をされたのである。
だけどヤナセの腕の中でカチカチに縮こまった私は、ご主人に捕まったワンコ状態で端から見ていても全然色っぽくはなかったと思う。
ポフン……
ベッドの上に腰からゆっくりと下ろされる。
ほんの数秒間だったけど、永遠を見そうなくらい長く感じた。
「失礼……致しました」
固まって仰向けになっているとヤナセは見下ろしながら微笑み、乱れて唇に挟まった髪の毛を指先で払ってくれようとしている。
「んっ!」
ヤナセの指先が唇を微かに掠めただけなのに……
鼻腔とおでこがゾクゾクした。
何とも言えないくすぐったさ眉間に皺を寄るくらいギュッと目を瞑ると、マットが少し沈んだ感覚が背中に伝わってきて
「琴海さん……如何されましたか」
ヤナセの色っぽく囁く声が鼻先で響いた。
やっぱりヤナセ、ドSだ~!
こんなシチュエーションでも『羞恥プレイ』は外さない気がする。
「はい……宜しくお願いします」
「クス……畏まりました」
もうこの聞きなれた、「クスクス……」さえも、辱めを受けているみたいだわ。
少ししょげつつベッドに乗ろうとしたら、高くて脚をかなり上げないといけなかった。
背の高い男性向けなのだろうけど、おチビな私には結構難儀だ。
マットに手を載せて、勢いを付けて飛び上がろうとすると――――
「少々……失礼致します」
ヤナセの声と共に、身体が無重力感に襲われる。
「きゃっ!」
「直ぐに……下しますので、お待ちください」
「は……い」
そう――――必殺『お姫様抱っこ』をされたのである。
だけどヤナセの腕の中でカチカチに縮こまった私は、ご主人に捕まったワンコ状態で端から見ていても全然色っぽくはなかったと思う。
ポフン……
ベッドの上に腰からゆっくりと下ろされる。
ほんの数秒間だったけど、永遠を見そうなくらい長く感じた。
「失礼……致しました」
固まって仰向けになっているとヤナセは見下ろしながら微笑み、乱れて唇に挟まった髪の毛を指先で払ってくれようとしている。
「んっ!」
ヤナセの指先が唇を微かに掠めただけなのに……
鼻腔とおでこがゾクゾクした。
何とも言えないくすぐったさ眉間に皺を寄るくらいギュッと目を瞑ると、マットが少し沈んだ感覚が背中に伝わってきて
「琴海さん……如何されましたか」
ヤナセの色っぽく囁く声が鼻先で響いた。

