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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

今きっと……目を開けたら一瞬で意識を飛ばされる。
まだローブも脱がされてないのに、もう昇天させられる気持ちになってしまう。
「琴海さん……目を開けて下さい」
「ひゃっ……ひゃいっ!」
ヤナセは優しく囁いてくるけど、もう髪を咥えていない唇を何度も指先で撫でていた。
ひたすら続くゾクゾクと寒気にも似た感覚が身体中を駆け巡り、中々目を開けるタイミングが掴めない。
目を閉じていても、開いても……
この講師の破壊力から逃れる術はないのに――――!!
頭の中は妖しく微笑むヤナセのことでいっぱいになり、新人講師たちのことは念頭から消えそうになった。
駄目だ! このままじゃレッスンにならない!
ヤナセの笑顔の中に消え入りそうなアラタ、クニミツ、リクを必死に呼び戻す。
待ってぇ~! 行かないでぇぇぇ~!!
三人の顔がクリアに浮かび上がってきた瞬間――――
パッチィ――ン!!
目を大きく見開いた――――!!
と、同時に……ヤナセが私の唇を塞いできたのだった。
指先とは違う柔らかい感触と熱が、唇の膨らみに浸透してくる。
「ふぅぅぅぅん!!」
余りの展開の早さに、驚きの余り声にならない声が口と鼻腔の中で反響した。
いつもの「では……次はキスを致します」とか予告がないじゃないですか!!
さっきはあんなに頑なに目を閉じていたのに、今度は驚きすぎて目が閉じれない。
そうなると案の定、目の前に妖艶に揺らめくヘーゼルの瞳に遭遇してしまう。
まだローブも脱がされてないのに、もう昇天させられる気持ちになってしまう。
「琴海さん……目を開けて下さい」
「ひゃっ……ひゃいっ!」
ヤナセは優しく囁いてくるけど、もう髪を咥えていない唇を何度も指先で撫でていた。
ひたすら続くゾクゾクと寒気にも似た感覚が身体中を駆け巡り、中々目を開けるタイミングが掴めない。
目を閉じていても、開いても……
この講師の破壊力から逃れる術はないのに――――!!
頭の中は妖しく微笑むヤナセのことでいっぱいになり、新人講師たちのことは念頭から消えそうになった。
駄目だ! このままじゃレッスンにならない!
ヤナセの笑顔の中に消え入りそうなアラタ、クニミツ、リクを必死に呼び戻す。
待ってぇ~! 行かないでぇぇぇ~!!
三人の顔がクリアに浮かび上がってきた瞬間――――
パッチィ――ン!!
目を大きく見開いた――――!!
と、同時に……ヤナセが私の唇を塞いできたのだった。
指先とは違う柔らかい感触と熱が、唇の膨らみに浸透してくる。
「ふぅぅぅぅん!!」
余りの展開の早さに、驚きの余り声にならない声が口と鼻腔の中で反響した。
いつもの「では……次はキスを致します」とか予告がないじゃないですか!!
さっきはあんなに頑なに目を閉じていたのに、今度は驚きすぎて目が閉じれない。
そうなると案の定、目の前に妖艶に揺らめくヘーゼルの瞳に遭遇してしまう。

