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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

何、なに! 何事!?
さっきのキスより明らかに長く見詰められている。
ヤナセはずっと綺麗なお顔に笑みを浮かべているけど、私は時限爆弾でも爆発しそうな緊張感で全身が硬直していた。
変な汗も掻いてきて、心なしか繁みの奥もジットリとしてくる。
あ、あれかな……昔飼っていたペットとかの面影と重ねているのかな?
緊張の余り本能的にへんてこなことまで想像してしまい、口元をもごもごさせて実際飼っているか分からないペットの物まねまでし始めてみた。
そんなお馬鹿な行動にやっとヤナセが少し目を開くと、途端私の首元に顔を埋めてきて肩を揺らして笑いだした。
「ク……クク……」
「は、あははは……」
しまった……やらかしてしまったかも~。
間抜けな失態に自分で苦笑いしてしまったけど、ヤナセの楽しそうに笑う声がちょっと嬉しく思ってしまう。
耳元でこもる熱い吐息が、首筋をくすぐってくる。
その蒸気に中てられたように、私の頬も熱を帯びてきた。
火照りだすのを察しているように、ヤナセは顔を埋めた首元に唇を当ててくる。
「んっ……」
もうそれだけで、一気に身体が熱くなり始めていく。
あぁ……レッスンが始まった――――。
首筋を優しく撫でていくヤナセの唇の感触に意識を集中させる。
目を少し細めると、天井の照明が一つの物体のように見えて眩しかった。
微かに新任講師たちの、息遣いが聞こえた気がする……
きっと三人もヤナセの動きに、目が離せなくなっているに違いない。
ヤナセの一つ一つの行動には、意味がある……
でも、何より存在自体が驚異的な気がした。
それはまた、これからますます思い知らされる羽目になるのだけれども――――。
さっきのキスより明らかに長く見詰められている。
ヤナセはずっと綺麗なお顔に笑みを浮かべているけど、私は時限爆弾でも爆発しそうな緊張感で全身が硬直していた。
変な汗も掻いてきて、心なしか繁みの奥もジットリとしてくる。
あ、あれかな……昔飼っていたペットとかの面影と重ねているのかな?
緊張の余り本能的にへんてこなことまで想像してしまい、口元をもごもごさせて実際飼っているか分からないペットの物まねまでし始めてみた。
そんなお馬鹿な行動にやっとヤナセが少し目を開くと、途端私の首元に顔を埋めてきて肩を揺らして笑いだした。
「ク……クク……」
「は、あははは……」
しまった……やらかしてしまったかも~。
間抜けな失態に自分で苦笑いしてしまったけど、ヤナセの楽しそうに笑う声がちょっと嬉しく思ってしまう。
耳元でこもる熱い吐息が、首筋をくすぐってくる。
その蒸気に中てられたように、私の頬も熱を帯びてきた。
火照りだすのを察しているように、ヤナセは顔を埋めた首元に唇を当ててくる。
「んっ……」
もうそれだけで、一気に身体が熱くなり始めていく。
あぁ……レッスンが始まった――――。
首筋を優しく撫でていくヤナセの唇の感触に意識を集中させる。
目を少し細めると、天井の照明が一つの物体のように見えて眩しかった。
微かに新任講師たちの、息遣いが聞こえた気がする……
きっと三人もヤナセの動きに、目が離せなくなっているに違いない。
ヤナセの一つ一つの行動には、意味がある……
でも、何より存在自体が驚異的な気がした。
それはまた、これからますます思い知らされる羽目になるのだけれども――――。

