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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

「脚を……開きますね」
――――けど、叶わなかった。
ある意味絶妙なタイミングでヤナセは、脚を開き始める。
今開かれたら、股間のダダ漏れ状態が三人に露見されてしまう――。
「ま、待って下さい!」
「はい……如何されましたか?」
如何って~!?
そんな貴方が一番ご存知の筈!!
でもそんなこと言える訳もないから、取り敢えず少しだけ心の準備がしたい。
「もう少し……腿を摩って欲しいかなと……」
大抵いつもの流れなら、どう足掻いてもヤナセのペースに持っていかれるのだけど、ダメ元で一応言ってみると――――
ヤナセはニッコリと微笑んだ。
この笑顔……嫌な予感がする……。
「琴海さん……その体勢では、お話し辛いかと……仰向けに戻しますね」
ヤナセの言葉が終わると共に、身体がコロンと反転した。
「へ? わっ!」
一瞬何が起きたか分からなかった――気付いたらもう、私は天を仰いでいたのだ。
本当に魔法にでも掛かったみたいに呆然としていると、ヤナセは手術前のドクターのように広げた両手を顔の高さに持ってきて妖艶に微笑んでくる。
「ではもう少しだけ……内股を触らせて頂きます」
「はい……お願いします」
珍しくヤナセが羞恥プレイしないでいてくれようとしているけど、浮かべる笑顔はこの世のものとは思えないくらい妖しい。
宝石のようなヘーゼルの瞳に吸い込まれて、意識がトリップしてしまいそうになると――――
「あぁぁっ――――!!」
本当に異世界に飛ばされくらいの衝撃が襲ってきた。
――――けど、叶わなかった。
ある意味絶妙なタイミングでヤナセは、脚を開き始める。
今開かれたら、股間のダダ漏れ状態が三人に露見されてしまう――。
「ま、待って下さい!」
「はい……如何されましたか?」
如何って~!?
そんな貴方が一番ご存知の筈!!
でもそんなこと言える訳もないから、取り敢えず少しだけ心の準備がしたい。
「もう少し……腿を摩って欲しいかなと……」
大抵いつもの流れなら、どう足掻いてもヤナセのペースに持っていかれるのだけど、ダメ元で一応言ってみると――――
ヤナセはニッコリと微笑んだ。
この笑顔……嫌な予感がする……。
「琴海さん……その体勢では、お話し辛いかと……仰向けに戻しますね」
ヤナセの言葉が終わると共に、身体がコロンと反転した。
「へ? わっ!」
一瞬何が起きたか分からなかった――気付いたらもう、私は天を仰いでいたのだ。
本当に魔法にでも掛かったみたいに呆然としていると、ヤナセは手術前のドクターのように広げた両手を顔の高さに持ってきて妖艶に微笑んでくる。
「ではもう少しだけ……内股を触らせて頂きます」
「はい……お願いします」
珍しくヤナセが羞恥プレイしないでいてくれようとしているけど、浮かべる笑顔はこの世のものとは思えないくらい妖しい。
宝石のようなヘーゼルの瞳に吸い込まれて、意識がトリップしてしまいそうになると――――
「あぁぁっ――――!!」
本当に異世界に飛ばされくらいの衝撃が襲ってきた。

