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ラブカルチャースクール 3
第3章 Lesson チェリー

「きゃぁ~! 骨抜きされた~い!」
ヤナセの台詞にジュリは両手を組んで、嬉しそうにくねくねと身体を揺らしたけど――――
今凄く聞き捨てならないことを言われた気がする……
『骨が抜けるくらい』って言ったよね?
ひぃぃぃぃぃ!!
屍にされるぅぅぅぅ――――!!
瞬間ベッドで腹上死しかけている自分の哀れな姿が脳裏に浮かび上がった。
それは私だけじゃなかったようで、ジュリの話に反応してなかったカレンとサナもレポートを書く手が止まり顔を強張らせている。
ここに居る女性講師四人は生徒の時からヤナセが受付担当だから、勿論レッスンだって受けている筈。
ならヤナセの実技レッスンの末恐ろしさを知っているだろうに、どうやらジュリだけそう思っていないみたいだ。
はぁ……ジュリはかなりの強者かもしれない。
ニコニコとご機嫌でヤナセに質問をしているジュリを横目に、小さくため息を吐いて教室を出ようとドアを開けると
「琴海さん……セイジは自室にいますので」
透かさずヤナセがセイジの居場所を教えてくれた。
「はい! ありがとうございます!」
勢いよくヤナセに返事をしながら、それって何処だろう? と頭を過る。
ヤナセに正確な場所を確認しようかと思ったけど微笑みながら意味深に私に手を振るジュリの姿に聞ける雰囲気じゃないことを悟り、軽く頭を下げてからドアを閉めた。
ヤナセの台詞にジュリは両手を組んで、嬉しそうにくねくねと身体を揺らしたけど――――
今凄く聞き捨てならないことを言われた気がする……
『骨が抜けるくらい』って言ったよね?
ひぃぃぃぃぃ!!
屍にされるぅぅぅぅ――――!!
瞬間ベッドで腹上死しかけている自分の哀れな姿が脳裏に浮かび上がった。
それは私だけじゃなかったようで、ジュリの話に反応してなかったカレンとサナもレポートを書く手が止まり顔を強張らせている。
ここに居る女性講師四人は生徒の時からヤナセが受付担当だから、勿論レッスンだって受けている筈。
ならヤナセの実技レッスンの末恐ろしさを知っているだろうに、どうやらジュリだけそう思っていないみたいだ。
はぁ……ジュリはかなりの強者かもしれない。
ニコニコとご機嫌でヤナセに質問をしているジュリを横目に、小さくため息を吐いて教室を出ようとドアを開けると
「琴海さん……セイジは自室にいますので」
透かさずヤナセがセイジの居場所を教えてくれた。
「はい! ありがとうございます!」
勢いよくヤナセに返事をしながら、それって何処だろう? と頭を過る。
ヤナセに正確な場所を確認しようかと思ったけど微笑みながら意味深に私に手を振るジュリの姿に聞ける雰囲気じゃないことを悟り、軽く頭を下げてからドアを閉めた。

