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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

花芯に火が点ったみたいに熱くなる。
その火は花弁へと引火して、小刻みにヒクつかせながらヤナセの指に纏わり付く。
長い綺麗なこの指は、更に燃え上がらせる蝋燭みたいだ。
熱を帯びる肉筒の奥から蕩けた蝋が、快感の火力を強まらせようとしていた。
ヤナセの指が肉の扉を左右に押し開き、注射器のピストンのようにゆっくりと指を挿入すると、
クチュ……チュプ……
蜜が筒から押し出される。
「あぁ……これなら直ぐに挿入できそうですね……」
「あ……あぁ……」
指がぐるりと膣壁に沿って旋回していくと、燻っていた肉窯は焚き付けられたように熱くなり子宮まで伝導していった。
火を灯された子宮はこれから受け入れるものを待ち構えるように、ドクドクと血流を集めて興奮をしている。
『スタンダード』レッスンの流れなら――――Gスポットやポルチオを刺激していくのだけれども……
チュプ――――
何もせずにヤナセの指が引き抜かれていった。
「え……?」
蜜室の中でヤナセのゴールドフィンガー『羞恥プレイ』が始まるのかと思って、下腹部に意識の警備を総動員させようとしていた矢先に予期せぬ出来事だ。
拍子抜けした顔でヤナセを見ると、思いのほか神妙な面持ちに見える。
ドックン――――また何か始まる――――。
それはラブカルで培った経験からか、本能か……
頭の中でシグナルが鳴った。
その火は花弁へと引火して、小刻みにヒクつかせながらヤナセの指に纏わり付く。
長い綺麗なこの指は、更に燃え上がらせる蝋燭みたいだ。
熱を帯びる肉筒の奥から蕩けた蝋が、快感の火力を強まらせようとしていた。
ヤナセの指が肉の扉を左右に押し開き、注射器のピストンのようにゆっくりと指を挿入すると、
クチュ……チュプ……
蜜が筒から押し出される。
「あぁ……これなら直ぐに挿入できそうですね……」
「あ……あぁ……」
指がぐるりと膣壁に沿って旋回していくと、燻っていた肉窯は焚き付けられたように熱くなり子宮まで伝導していった。
火を灯された子宮はこれから受け入れるものを待ち構えるように、ドクドクと血流を集めて興奮をしている。
『スタンダード』レッスンの流れなら――――Gスポットやポルチオを刺激していくのだけれども……
チュプ――――
何もせずにヤナセの指が引き抜かれていった。
「え……?」
蜜室の中でヤナセのゴールドフィンガー『羞恥プレイ』が始まるのかと思って、下腹部に意識の警備を総動員させようとしていた矢先に予期せぬ出来事だ。
拍子抜けした顔でヤナセを見ると、思いのほか神妙な面持ちに見える。
ドックン――――また何か始まる――――。
それはラブカルで培った経験からか、本能か……
頭の中でシグナルが鳴った。

