この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

ドック、ドック、ドックン――――
思いのほか、緊張してくる。
鼻から深く息を吸い込んで、気持ちと心音を落ち着かせようとした。
「では……まずGスポットを刺激していく。誰か……希望者は?」
ヤナセの声が教室に響くとほんの僅か、微妙な間合いが空いたのちに一人手を上げた。
「自分……やらせてください」
最初に立候補してきたのは、名誉挽回と言わんばかりの――――
「クニミツ……どうぞ」
そう……さっきヤナセに注意されたクニミツが、緊張した面持ちで一歩前に進んでくる。
クニミツの顔を見るとお互い目が合ったけど、ここは一言何か言った方が良いのだろうか?
「えっと……」
「さっきは、すみませんでした。まだ不慣れですけど宜しくお願いします」
凄く真剣な顔でクニミツは頭を下げてきた。
「は、はい! こちらこそ宜しくお願いします!」
今まで大抵は明るくて慣れた講師ばかり相手にしてきたから、ここまで真面目そうな講師は新鮮に感じる。
レッスンも慣れてきたら、この誠実さが上手く働いてくるような予感がした。
頑張って欲しいな……。
素直に、応援したい気持ちが込み上がる。
「じゃぁ……お願いします」
取り敢えずそう言って脚を開こうとしたら――――
「琴海さん……お待ち下さい」
ヤナセが脚に手を添えて止めてきた。
思いのほか、緊張してくる。
鼻から深く息を吸い込んで、気持ちと心音を落ち着かせようとした。
「では……まずGスポットを刺激していく。誰か……希望者は?」
ヤナセの声が教室に響くとほんの僅か、微妙な間合いが空いたのちに一人手を上げた。
「自分……やらせてください」
最初に立候補してきたのは、名誉挽回と言わんばかりの――――
「クニミツ……どうぞ」
そう……さっきヤナセに注意されたクニミツが、緊張した面持ちで一歩前に進んでくる。
クニミツの顔を見るとお互い目が合ったけど、ここは一言何か言った方が良いのだろうか?
「えっと……」
「さっきは、すみませんでした。まだ不慣れですけど宜しくお願いします」
凄く真剣な顔でクニミツは頭を下げてきた。
「は、はい! こちらこそ宜しくお願いします!」
今まで大抵は明るくて慣れた講師ばかり相手にしてきたから、ここまで真面目そうな講師は新鮮に感じる。
レッスンも慣れてきたら、この誠実さが上手く働いてくるような予感がした。
頑張って欲しいな……。
素直に、応援したい気持ちが込み上がる。
「じゃぁ……お願いします」
取り敢えずそう言って脚を開こうとしたら――――
「琴海さん……お待ち下さい」
ヤナセが脚に手を添えて止めてきた。

