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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

「えっ?」
早速何かやらかしてしまったかと、固まりかけると
「ここは……お任せ下さい」
ヤナセは穏やかに微笑んで視線をクニミツに向ける。
無言のヤナセの意図を察したのかクニミツは一瞬小さく肩を揺らして
「脚、開きますね」
指先を膝に当てて来て、内側から押し広げるように力を入れてきた。
「はい……」
左右に開かれようとしている膝がガクガクと小刻みに震えだしてしまい、私の様子を気にしたクニミツが伺うように顔を覗いてくる。
「……あの」
「大丈夫です!」
分かっている……
分かっていた筈。
何度も自分に言い聞かせてきた。
これが私の『目指していく未来』なんだと――――
だけど意思に反して、身体は想像以上に緊張していた。
落ち着け……大丈夫。
ヤナセも居るし、研修だし……。
挿入する訳じゃないんだから、ただ少し中を触られるだけだし!
思い付く限りの理由を並べて、自分に暗示を掛けていくと――――
「琴海さん……」
ヤナセがギュッと手を握ってきた。
「あ……」
指先から少しひんやりと……
でも微かに温かいヤナセの体温が伝わってきて、胸の奥も温かくなる。
微笑みながら小さく頷いたヤナセは、クニミツの方に一歩近付いていく。
「クニミツ……慌てずゆっくりと……でも相手に不安を与えないような加減で広げなさい」
「はい。分かりました」
何とも微妙な加減を指示されたけど、クニミツは分かったのだろうか?
クニミツは唇を少し噛み、丁寧に、それでいて力を込めて私の脚を広げていった。
早速何かやらかしてしまったかと、固まりかけると
「ここは……お任せ下さい」
ヤナセは穏やかに微笑んで視線をクニミツに向ける。
無言のヤナセの意図を察したのかクニミツは一瞬小さく肩を揺らして
「脚、開きますね」
指先を膝に当てて来て、内側から押し広げるように力を入れてきた。
「はい……」
左右に開かれようとしている膝がガクガクと小刻みに震えだしてしまい、私の様子を気にしたクニミツが伺うように顔を覗いてくる。
「……あの」
「大丈夫です!」
分かっている……
分かっていた筈。
何度も自分に言い聞かせてきた。
これが私の『目指していく未来』なんだと――――
だけど意思に反して、身体は想像以上に緊張していた。
落ち着け……大丈夫。
ヤナセも居るし、研修だし……。
挿入する訳じゃないんだから、ただ少し中を触られるだけだし!
思い付く限りの理由を並べて、自分に暗示を掛けていくと――――
「琴海さん……」
ヤナセがギュッと手を握ってきた。
「あ……」
指先から少しひんやりと……
でも微かに温かいヤナセの体温が伝わってきて、胸の奥も温かくなる。
微笑みながら小さく頷いたヤナセは、クニミツの方に一歩近付いていく。
「クニミツ……慌てずゆっくりと……でも相手に不安を与えないような加減で広げなさい」
「はい。分かりました」
何とも微妙な加減を指示されたけど、クニミツは分かったのだろうか?
クニミツは唇を少し噛み、丁寧に、それでいて力を込めて私の脚を広げていった。

