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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

ヤナセが手を握っていてくれたからか、クニミツの指先に気合が込められていたからか……
今度はすんなりと脚を広げていけた。
下腹部に心臓が移動したみたいに、おヘソの下でドクドクと早まる脈拍を感じる。
「陰核……少陰唇は今、刺激しなくていいから……Gスポットに集中するように」
「はい。分かりました」
笑顔のないヤナセの指示にクニミツは、真剣な顔で返事を繰り返す。
セックスのレッスンと言うより、病院の手術シーンでも見ているような雰囲気だ。
クニミツだって、こんなに近くでヤナセにチェックを入れられていたら、色っぽい気持ちになんて微塵も湧いてこないと思う。
「琴海さん、触りますね」
「はい」
私に気を使ってかクニミツは笑顔で断りを入れてきたけど、口の端が明らかに引き攣っていて何だか居た堪れない。
思わず心の中で『頑張れ、クニミツ!』とエールを送りたくなった。
クニミツの手が、渓谷の河辺へと伸びてくる。
神経質そうな指先が、源流の入り口に辿り着くと――――
クプ……チュク……
弾かれた液体は透明な音符になって、快感への誘いの音を奏でた。
「あぁ……」
さっきまで刺激されていた余韻が呼び起され、微かな甘い痺れがつま先へ走り抜ける。
自然と零れた吐息に煽られるように――
チュプ……グチュ……ヌププ……
クニミツの指が一気に洞穴へ侵入してきた。
今度はすんなりと脚を広げていけた。
下腹部に心臓が移動したみたいに、おヘソの下でドクドクと早まる脈拍を感じる。
「陰核……少陰唇は今、刺激しなくていいから……Gスポットに集中するように」
「はい。分かりました」
笑顔のないヤナセの指示にクニミツは、真剣な顔で返事を繰り返す。
セックスのレッスンと言うより、病院の手術シーンでも見ているような雰囲気だ。
クニミツだって、こんなに近くでヤナセにチェックを入れられていたら、色っぽい気持ちになんて微塵も湧いてこないと思う。
「琴海さん、触りますね」
「はい」
私に気を使ってかクニミツは笑顔で断りを入れてきたけど、口の端が明らかに引き攣っていて何だか居た堪れない。
思わず心の中で『頑張れ、クニミツ!』とエールを送りたくなった。
クニミツの手が、渓谷の河辺へと伸びてくる。
神経質そうな指先が、源流の入り口に辿り着くと――――
クプ……チュク……
弾かれた液体は透明な音符になって、快感への誘いの音を奏でた。
「あぁ……」
さっきまで刺激されていた余韻が呼び起され、微かな甘い痺れがつま先へ走り抜ける。
自然と零れた吐息に煽られるように――
チュプ……グチュ……ヌププ……
クニミツの指が一気に洞穴へ侵入してきた。

