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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目
ヤナセが挿し込んだ指は一本だけなのに、接触した部分から一気にエクスタシーが広がりだす。

粘膜の下に張り巡る神経に電流が走り抜け、プルッと子宮まで震わせる。

指一本で魔法でも掛けられたみたいに、体中が快感でゾクゾクした。

「あ……はぁぁ……」

眩暈のような感覚に襲われながら、上がった息をゆっくりと整えていく。

同じ指なのに……なんでこんなに違うのだろう――。

挿入した位置? 太さ??
快感のツボでも押されたのだろうか?

でも一番の理由は――――『ヤナセ』だからだ。

そのたった一言で、括れるような気がした。

スイッチが再び入った膣壁は波を打ち始め、雄の触手を奥へと誘い込もうとする。

グイグイと押し付ける圧力をヤナセの指はものともせず、狭い隙間を軽やかに滑っていく。

こんなところまで何てスマート過ぎる!!

感動と興奮の余りに、奥から愛液が大量に溢れ出した。

ヤナセの指がクニミツの指に横付けされると

「さっき言った通りに……押して」

マエストロのタクトよろしく、Gスポを奏でる指揮を振る。

「はい……」

クニミツは力加減を探るように、ゆっくりと膨らみに圧を掛けてきた。

ゴム玉でも押すみたいに少し凹ましては戻し、凹ましては戻し――――

と繰り返す。

グジュ……ヌチュ……ジュプ……

クニミツの指が動く度に、蜜音のハーモニーが奏でられる。

「あぁぁ……ふぅ……んっ」

タップされる肉鼓は熱を帯びてきているけど、う一押し何か足りない気がした――。

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