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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目
アラタはちょっと嬉しそうな笑顔を浮かべる。

それはポルチオ実習が出来るというより、ヤナセに選んで貰えたことを喜んでいるように思えた。

若いリクが落ち込んでいないかと思ってチラリと見やると、特に気にした様子もないし、寧ろしれっとしている。

やっぱり大物の予感がした。

ナツ……益々ピンチ!!

アラタは一歩前に出て来て

「コトミさん、宜しくお願いします」

スポーツマンらしい爽やかな笑顔を見せてきた。

おぉぉっ!
ヤナセの後光まではいかないけど、眩しい笑顔だ。

きっとスポーツジムではこの笑顔で、マダムたちの心を鷲掴みにしていたに違いない。

三人の中でも一番癖がなくて、接しやすい印象を受ける。

「はい、こちらこそ宜しくお願いします」

Gスポット攻めの熱は大分引いてきたけど、まだこの状況に慣れてこないのか思いのほか緊張が取れなくて、声が上ずりそうになった。

ヤナセは私の様子を伺いながら、アラタにレッスンの指示を出す。

「ポルチオは……振動を与えるのが一番効果的だ。無理に押したりすると、子宮口を傷つけるから気を付けるように……」

「分かりました」

アラタはさっきのクニミツみたいな動揺している様子はなかった。

爽やかイケメンなだけあって、女性との経験値も豊富そうな気がしてしまう。

自信もありそうだし、ポルチオ攻略くらいお手のものなのかもしれない。

「先ほどと同様……他の所を無駄に刺激しないように」

「はい」

ヤナセの念押しに頷いたアラタは一番長い中指を真っすぐ伸ばし、肉洞の入口へ宛がってきた。

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