パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 I Lesson １回目

アラタは何やら考えた表情をすると、再び指をポルチオの先に宛がい恐る恐る撫で始めた。

「ふっ……んんっ……」

微かな振動でも子宮を揺らし、その波動が脳に到達すると眩暈に近い感覚を誘発してくる。

Ｇスポとは違った高揚感が下腹部から押し上がって、全身を一気に熱くしていく。

熱に浮かされたみたいにフワッと宙を飛びそうな感覚が時たま近付いてくるけど、絶頂に達するまでにはまだイカない。

「はぁ……あぁ……」

クニミツ同様、私の反応を見ながらアラタはポルチオを撫で続けている。

的確に揺さぶってはいるものの、やっぱり何かが足りない気がした。

モールス信号のように発せられる恍惚感に、頭より先に身体がもどかしくなってくる。

な、なんだろう……
このもうちょっと感！？

「ふぅぅん…………？」

疑問符が、思わず口を衝いてしまった瞬間――――

「アラタ……もっと奥へ。溝に指を嵌め込んで……」

ヤナセが全てお見通しの如く、指摘してきた。

「えっ！　は、はい！」

千里眼攻撃を直接食らったアラタは、流石に動揺してしまい手元がぶれる。

無論言うまでもなく、指先で弾かれたポルチオは衝撃波を増幅させ、一気に体中に伝達をしてきた。

突然襲ってきた電流に肢体は震え、頭は殴られたみたいにクラッシュが起きる。

「きゃぁぁぁ！」

全身が雷にでも撃たれたような感覚に、つい反射的に叫んでしまった。