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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目
「良く分かりました。すみません! このまま続けさせて下さい」

アラタはポルチオを刺激しないように、指を少し引いて勢い良く私に頭を下げてきた。

「あ、あの……」

これはどう見てもアラタはヤナセより、私に頭を下げている。

ついさっきまではヤナセに気を使っていたように思えたけど、今のヤナセの話にその方向を変えたようだ。

レッスンは勿論続けて欲しい。

自分にとっても女性講師としての初の実技レッスンだし、しっかりとやり切りたい。

これからも色んな男性講師の研修の相手になることを覚悟して、『ここまで来た』のだから――――。

「引き続き……お願いします」

体勢的にアラタみたいに深々とは頭が下げれず、軽く会釈程度になってしまったが意思を伝えると

「ありがとうございます!」

アラタは凄く嬉しそうな笑顔を見せながら頭を上げてきた。

その顔は今まで余裕があった表情とはまた違い、ちょっと純朴に思えた。

「では、今度は奥の方まで指を入れていきますね」

「はい」

気を取り直したアラタは、ハキハキとした声で指の動きを告げてくる。

その爽やかな姿に、お腹の中がスポーツジムにでもなった気分だ。

一旦手前に引いた指が、再びポルチオに向かって前進を始める。

ヤナセのアドバイス通りに今度は突起の先端より奥の溝に、指先を嵌め込むように慎重に指を動かしていた。

「ん……うぅ……」

まだ振動を与えられてはいないけど、奥を探って来る指先の感触がくすぐったい。

開発されてきた秘境の地は、これから与えられる快感のエナジーにジリジリと疼き出してきた。

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