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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目
――――その時

「ここから……私も一緒に行いますので」

「はい?」

ヤナセはニッコリと微笑んで、末恐ろしい言葉を吐いてきた。

今までの経験上何となく予想はしていたけど、無意識に考えないようにしていたのかもしれない。

「先ほどの……クニミツと同じように、指先で感覚を覚えるように」

「分かりました」

私が呆然としている間にも、ヤナセの参戦にアラタはかなり張り切っている。

ヤナセとの『ポルチオ二重奏』を満喫する気だろうか?

アラタだけでも確実にイカされるだろうに、ヤナセが加わったら太陽系の外までふっ飛ばされてしまう。

つい今しがたの決意は何処へやら、緊張が全身を伝わり膣壁がギュッと萎縮した。

「琴海さん……痛くないですから、大丈夫ですよ」

アラタの指を咥え込んで、口を閉ざした私にヤナセは歯医者さんのように言ってくる。

「は、はい……」

確かに痛くはないだろうけど、予測不可能で怖い。

何とか力を抜いて口を緩めようとしたけど、余計締め付けがきつくなっていく。

「や……」

「ん?」

どんどん締め付けてくる肉壁に、アラタが不思議そうに眉を上げた。

きゃぁぁぁ~!! どうしよう~!!

正に心と下腹部が繋がっているのを実感してしまう。

「失礼……アラタ」

「えっ!?」

中々開きそうにない蜜口をジッと眺めていたヤナセは一言囁くと、アラタの前腕を軽く叩いた。

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