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第7章 I Lesson １回目

ビリリリィィィィィ――――！！

途端、子宮に電気が流れたような衝撃が襲う。

「あっ！　ひゃん！！」

腕を叩いた振動で指が軽くぶれて、ポルチオに刺激を与えてきたのだ。

でもそれも絶妙で、激しくもなく弱くもなかった。

意識が下腹部に飛ばされたのもあってか、肉門の扉が緩んだ瞬間――――

グッチュ……ニュププププ――――

ヤナセの指が透かさず洞窟に侵入してくる。

「あぁぁぁっ……」

狭い通路を押し広げられていく感覚に、お尻が小さく震えた。

ヤナセの小技に愕然として、逆に身体から力が抜けると

「琴海さん……長くは致しませんので、そのまま力を抜いていて下さい」

「ひゃ……い……」

またお医者さんみたいなことを言ってくる……てか、医者だけど！

人生において、二度目――――

二人の男性の指で同時に股間が串刺しにされる日がこようとは、ラブカルライフでも思いもよらなかった。

アラタの指にヤナセの指が、ピッタリと寄り添ったのが分かる。

言葉にせずとも、クニミツの時で状況を理解したアラタは目でヤナセに合図していた。

わぁぁぁ～！
もう目と目で通じ合っている～！！

意気投合している二人の様子に、嬉しいような悲しいような……

微妙な気持ちになった。

蜜室の奥の作戦会議が終わると、いよいよ連弾に移っていく――――。

指先に突起を載せるように宛がわれると、先ずは軽く震わされる。

「あぁぁ……あぁっ！」

お腹の中では小さい揺れかもしれないが、波紋を広げるように下腹部から全身に大きく響き渡った。