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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

ドックン!!
最後の締めがしっかりとあるのを改めて認識して、胸に緊張が走る。
やっぱり……挿入するんだよね。
今日は新人の三人は挿入しないようだけど、目の前でヤナセに翻弄される醜態を晒してしまうであろう自分に自信がない。
きっと凄い恰好をしちゃうだろうし、変な声とかも出るだろう。
あぁでも……。
「どうかしましたか……?」
虚ろな目でヤナセを見ると、今だに汗も掻いていない涼し気な顔で優しく微笑み返してくる。
「いえ……何でもないです」
「クス……落ち着くまでお待ちしておりますので」
どんな時でも余裕があって、何もかもが美しいヤナセ――。
きっと三人も、乱れているチビよりもアーティスティックなヤナセの方に見惚れるに違いない……うん。
ちょっと物悲しい理由を並べて、平常心を取り戻そうとしてみた。
センチメンタルになりながらも頭の中の靄が、晴れてこようとした時――――
「ヤナセさん、俺も何か研修させて下さい」
ヤナセに対して臆することなく、堂々とした声でレッスンを申し出てきた講師がいた。
バーテンダー『リク』だった。
ヤナセはスッと笑顔を消し、リクの方に身体の向きを変えると目を合わせる。
お互い無言になり、しばしの沈黙が流れた。
その様子は今から決闘でも始まるかのようで、漂う緊迫感に息を飲み込みそうになる。
「何か……したいと?」
「はい、俺だけ何もしていません。コトミさんが気持ち良くなれること、俺にもさせて下さい」
リクは強い意志を瞳に湛えて、ヤナセにハッキリと言い切った。
最後の締めがしっかりとあるのを改めて認識して、胸に緊張が走る。
やっぱり……挿入するんだよね。
今日は新人の三人は挿入しないようだけど、目の前でヤナセに翻弄される醜態を晒してしまうであろう自分に自信がない。
きっと凄い恰好をしちゃうだろうし、変な声とかも出るだろう。
あぁでも……。
「どうかしましたか……?」
虚ろな目でヤナセを見ると、今だに汗も掻いていない涼し気な顔で優しく微笑み返してくる。
「いえ……何でもないです」
「クス……落ち着くまでお待ちしておりますので」
どんな時でも余裕があって、何もかもが美しいヤナセ――。
きっと三人も、乱れているチビよりもアーティスティックなヤナセの方に見惚れるに違いない……うん。
ちょっと物悲しい理由を並べて、平常心を取り戻そうとしてみた。
センチメンタルになりながらも頭の中の靄が、晴れてこようとした時――――
「ヤナセさん、俺も何か研修させて下さい」
ヤナセに対して臆することなく、堂々とした声でレッスンを申し出てきた講師がいた。
バーテンダー『リク』だった。
ヤナセはスッと笑顔を消し、リクの方に身体の向きを変えると目を合わせる。
お互い無言になり、しばしの沈黙が流れた。
その様子は今から決闘でも始まるかのようで、漂う緊迫感に息を飲み込みそうになる。
「何か……したいと?」
「はい、俺だけ何もしていません。コトミさんが気持ち良くなれること、俺にもさせて下さい」
リクは強い意志を瞳に湛えて、ヤナセにハッキリと言い切った。

