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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

確かに……リクの言い分は良く解る。
最初の実技レッスンで、自分だけ何もしないで終わるのは凄く心残りだろう。
今後のレッスンへのモチベーションにだって関わってきそうだ。
脚を閉じてベッドに横たわりながら、ことの行く末を静観する。
ヤナセはどんな決断を下すのだろうか――――。
「なるほど……だが、今日のメインはもう終了だ」
何かしら実践させてあげるかと思ったら、中々厳しい。
「どうしても駄目なんですか? 今日の研修は俺たち……新人は三人って分かっていたのにカリキュラムは用意されていなかったんですか?」
ヤナセ相手に若いリクは、思いのほか食いついていった。
そんなリクをアラタとクニミツは心配した顔で、見守っている。
怖い者知らず――――とは違う気がした。
リクは機転も利くけど、自信もあるのだろう。
初めてのラブカルでの実技で、自分の実力を試したいのではないかな?
だけど強気のリクに、ヤナセは顔色一つ変えない。
まるで天に向かって、リクだけが吠えているように見えてしまう。
諦めるしかないのでは……。
誰もがそう思いそうになった頃――――
ヤナセが口元に小さな笑みを浮かべた。
「メインは終了したと言っただけだ……ではリク、自身だったら何をしたい?」
「えっ! 決めていいんですか!?」
ヤナセの問いの意味を瞬時に悟ったリクは、表情が一気に明るくなる。
「あぁ……内容によっては却下するが……」
「はい! ありがとうございます!」
思いもよらぬ展開に、豆鉄砲を食らった鳩の気分になっていると
「じゃぁ……クンニ……『クンニリングス』をさせて欲しいです!」
リクは声高に『クンニ』を希望してきた。
最初の実技レッスンで、自分だけ何もしないで終わるのは凄く心残りだろう。
今後のレッスンへのモチベーションにだって関わってきそうだ。
脚を閉じてベッドに横たわりながら、ことの行く末を静観する。
ヤナセはどんな決断を下すのだろうか――――。
「なるほど……だが、今日のメインはもう終了だ」
何かしら実践させてあげるかと思ったら、中々厳しい。
「どうしても駄目なんですか? 今日の研修は俺たち……新人は三人って分かっていたのにカリキュラムは用意されていなかったんですか?」
ヤナセ相手に若いリクは、思いのほか食いついていった。
そんなリクをアラタとクニミツは心配した顔で、見守っている。
怖い者知らず――――とは違う気がした。
リクは機転も利くけど、自信もあるのだろう。
初めてのラブカルでの実技で、自分の実力を試したいのではないかな?
だけど強気のリクに、ヤナセは顔色一つ変えない。
まるで天に向かって、リクだけが吠えているように見えてしまう。
諦めるしかないのでは……。
誰もがそう思いそうになった頃――――
ヤナセが口元に小さな笑みを浮かべた。
「メインは終了したと言っただけだ……ではリク、自身だったら何をしたい?」
「えっ! 決めていいんですか!?」
ヤナセの問いの意味を瞬時に悟ったリクは、表情が一気に明るくなる。
「あぁ……内容によっては却下するが……」
「はい! ありがとうございます!」
思いもよらぬ展開に、豆鉄砲を食らった鳩の気分になっていると
「じゃぁ……クンニ……『クンニリングス』をさせて欲しいです!」
リクは声高に『クンニ』を希望してきた。

