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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目

露骨にではないけどリクは納得いかない感じで、顔を雲らせている。
「あ……」
リクにしてみれば意味も解らず、いきなりレッスンが中断されてしまったようなものだ。
クンニを始めたばかりでクリトリスすら弄っていないのに、何事だと思っているだろう。
自分でも何であんな発作みたいなことが起きたか分からなくて、リクに上手く説明できないでいると
「リク……後で説明する。今日はここまでだ」
ヤナセが透かさず助け舟を出してくれた上、クンニを終了させた。
「ですが、俺殆ど出来ていないんですけど」
またしてもリクはヤナセのオーラに怖じずに、食い付いてくる。
多分リクは自信があった分、急に中断されて不満もあるし、レッスンの評価の影響も気にするところだろう。
自尊心だって傷ついているかもしれない。
「すみません……」
男性講師の育成が女性講師としての役目なのに初っ端から失態やらかしてしまい、リクにも申し訳ないけど、ヤナセにも迷惑を掛けてしまうかと思うと凄く落ち込んでくる。
叱られたワンコみたいにヤナセの腕の中で、ますます小さくなっていく。
「クス……琴海さんは、何も悪くないですよ」
ヤナセの優しい声が、つむじにそっと囁きかけてきた。
くぅぅぅ~。
ヤナセの優しさが胸に染みる。
私はやっぱり、ラブカルや生徒の役にも立ちたいけど、――――
ヤナセに恩返しがしたい。
もう二度と同じことを繰り返さないように、原因を突き止めて解決していこうと強く思った。
「あ……」
リクにしてみれば意味も解らず、いきなりレッスンが中断されてしまったようなものだ。
クンニを始めたばかりでクリトリスすら弄っていないのに、何事だと思っているだろう。
自分でも何であんな発作みたいなことが起きたか分からなくて、リクに上手く説明できないでいると
「リク……後で説明する。今日はここまでだ」
ヤナセが透かさず助け舟を出してくれた上、クンニを終了させた。
「ですが、俺殆ど出来ていないんですけど」
またしてもリクはヤナセのオーラに怖じずに、食い付いてくる。
多分リクは自信があった分、急に中断されて不満もあるし、レッスンの評価の影響も気にするところだろう。
自尊心だって傷ついているかもしれない。
「すみません……」
男性講師の育成が女性講師としての役目なのに初っ端から失態やらかしてしまい、リクにも申し訳ないけど、ヤナセにも迷惑を掛けてしまうかと思うと凄く落ち込んでくる。
叱られたワンコみたいにヤナセの腕の中で、ますます小さくなっていく。
「クス……琴海さんは、何も悪くないですよ」
ヤナセの優しい声が、つむじにそっと囁きかけてきた。
くぅぅぅ~。
ヤナセの優しさが胸に染みる。
私はやっぱり、ラブカルや生徒の役にも立ちたいけど、――――
ヤナセに恩返しがしたい。
もう二度と同じことを繰り返さないように、原因を突き止めて解決していこうと強く思った。

