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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目
冗談――――!!
この状況で、そんな冗談を仰るのですかヤナセ様!?

更に、顔色一つ変えない余裕は何なんです??

確かにラブカル講師は、レッスン中には射精しないけど……
他の講師は表情くらいは変わるのに、ヤナセはいっつも涼し気な顔をしている。

自分の穴に挿さっているものは、本当にヤナセの性器なのかさえ疑いたくなって、何気に接続部分に視線を向けてしまう。

「動かしましょうか……?」

「へ!?」

動きが止まっているのを私が気にしたと思った――――訳はない!

何もかもお見通しなヤナセの動きには、必ず意味があるからだ。

この『冗談』もきっと何か意図があるに違いないけど、ヤナセを信じて全てを委ねるしかないと思った。

ヤナセはゆっくりと浅く――

腰をスクロールしていく。

クッチュ……ヌチュ……

浅瀬を漕ぎだしたオールは沼地の蜜を滑りながら、膨らむ湖底に辿り着いた。

さっきクニミツに散策されたその膨らみを、オールの先でグニグニと扱き始める。

「あっ! ちょっ……あぁ……」

絶妙な動きで一定間隔の往復を繰り返し、オールのでっぱりで湖底を掻く。

蜜が湧き出る湖面は凄く滑るのに、決して奥に滑っていくことはなかった。

指とは違う刺激――ヤナセの剣先で圧される快感の丘からは、蕩けそうなくらい甘い恍惚感が生み出される。

「あぁぁ……はっ……んあぁぁ……」

余りの気持ち良さに、下半身が自分の身体じゃないみたいに思えてくる。

高級なチョコレートにでもなったみたい――――

グルグルクチュクチュ……甘く溶けてしまいそうだった。

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