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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目
もしかして――――私だけ『居残りレッスン』?

女性講師になったのに気を失ってしまったから、二度とそんなことがないように特訓させられるとか?

ヤナセ相手に気絶するなって、跳び箱十段飛ぶより無理な話だ。

でもワタリならともかく、ヤナセがスパルタするかな?

それよりこの後ヤナセは、レッスン後の報告を他の女性講師たちにも聞く予定だった筈。

「すみません! ヤナセさん忙しいのに時間取らせてしまって、直ぐに着替えますので!」

特訓も怖いけどヤナセが忙しいことも気になって、急いでベッドから飛び起きようとすると――――

「琴海さん、お待ちください」

「きゃっ!」

ヤナセが身体の前に腕を伸ばしてくるのと同時に視界がぶれた。

絶頂感の余韻なのか眩暈が起きて、前のめりにつんのめってヤナセの腕に傾れ込む。

身体を冷やさないように掛けておいてくれたのであろうローブが辛うじて、胸と腕の間に挟まる。

ヤナセの腕にデローンとぶら下がるチワワが出来上がった。

「す……みません」

本当に私は、こんなことまでヤナセの手を煩わせて情けない。

落ち込んだ声で謝ると

「琴海さん……今は……いきなり起きるのは危ないです」

「え……」

ヤナセはいつになく凄く心配そうな顔をしていた。

貧血を起こしていると思ったのだろうか?

でも、それとは何か違うような気がする。

レッスンで激しいことをされた訳ではないし、身体は心配されるほど疲れている感じではなかった。

「休んだし、もう大丈夫ですよ」

これ以上ヤナセに手間をかけさせたくないと思って、ニッコリと明るく笑ってみせた――――

瞬間……

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