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ラブカルチャースクール 3
第8章 Lesson 困惑
それから俯き加減で歩く私に、ヤナセは敢えて声を掛けてこなかった。

ヤナセは必要以上なことをしてくれているようだけど、それに一切無駄はないし、距離感も保ってくれているから居心地良く感じてしまう。

ヤナセみたいな完璧にはなれないけど、少しでも講師として理想に近付いていきたいと思った。

「皆……待たせちゃいましたよね」

レッスンが終わったら教室に集合の予定だった。

時間以内に終わったとはいえ、私が一番押してしまっただろうと妙な確信が湧いてしまい、トーンダウンした声でヤナセに呟くと

「いえ……他のレッスンも、然程終了時間は大差なかったですし……念のため、各担当には連絡してありますから大丈夫かと」

ここまでも想定範囲と言わんばかりに、用意周到に先手を打っている。

「そうですか……流石ですね」

「はい……?」

末尾に付け足した讃嘆はヤナセには不思議そうに返してくる。

ヤナセの感覚は私なんかとは全然違って、宇宙の遥か先まで行っているんだと再認識させられた。


「お待たせしました……」

教室に戻ると、先に戻っていた二人が待ちくたびれたような顔していた。

「本当~! おっそぉ~い!! 寝ちゃいそうだったわよ~」

「それは……失礼しました。お二人ともレッスンもお疲れ様でした」

「お疲れ様です」

ジュリはぶうたれながらもヤナセの姿を見ると一気に表情が明るくなったが、カレンも心なしか安堵しているように見える。

「お疲れ様……あれ?」

「サナなら、まだよ」

もう一人の存在を気にした私に、カレンが透かさず答える。

自分が最後かと思ったら、サナがレッスンから戻って来ていなかった。

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