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ラブカルチャースクール 3
第8章 Lesson 困惑
「はい……」

静かなヤナセの返事は、私の言葉を肯定してくれているみたいで嬉しかった。

「三人それぞれに……何か感じたこととかはありますか?」

ヤナセはアラタ、クニミツ、リクの個々についての話題に変えてくる。

「えっと、研修した順番からで良いですか?」

「はい……話しやすい順番で結構ですよ。クニミツ……からですね」

「はい」

意見に同調して話の流れをスムーズにしてくれるさり気なさは、流石カリスマ講師である。

「クニミツさんは真面目な印象がしました。きっと丁寧なレッスンをするような気がしますけど……」

「けど……?」

私のbutをヤナセは意味深な笑顔でリピートした。

きっとヤナセは、私が言わんとしてることを予測出来ている筈――――。

何か答え合わせでもされているような気分だった。

「型に嵌らなければいいなぁって思います」

「型……ですか」

ヤナセからは敢えて深くは追求してこない。

新人の男性講師を通して、自分の相手を見る目を鍛えられていきそうだ。

ジュリたちが担当した講師たちをどう話したかは解らないが、今のところは簡単な第一印象だけに止めておこうと思った。

じゃないと自分自身で変な先入観を植え付けてしまいかねない。

まだ最初のほんの数時間で、相手の深い所まで分かる訳ないのだから――。

もし本当にそこまで出来るなら、宇宙人かヤナセ様レベルだ。

到底、今の私にはムリムリ!!

「次は……アラタを」

クニミツはもう良いのか、ヤナセは一緒にポルチオを震わせたアラタへ移行させた。

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