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ラブカルチャースクール 3
第8章 Lesson 困惑
「アラタはですね……やはりスポーツインストラクターだけあって、爽やかでフットワークも軽そうなイメージがしました」

「フットワーク……ですね」

ヤナセの口元が微かに笑ったように見えた――。

何かまた変なこと言っちゃったかな?

確かにレッスン中にフットワークが軽いのは、余り意味ないかも。

「えっと~行動力がありそうです! 筋肉とかにも詳しそうだなと」

「筋肉……そうですね」

またしてもヤナセの口元が綻んだ。

一体どうしてか気になってきてしまう。

いやいや、落ち着いていこう……
ヤナセ相手に格好つけたって仕方ないのだから。

不味いところがあるならば注意してくれると思うし、今はヤナセの言った通りに気負わず身の丈で話していくのが大事だ。

「それと……自信もありそうだなと……」

「……」

無言で微笑むヤナセに何かしらの意図を感じながら、話を続けた。

「良い意味でもあるんですが、それが変な方に向かなければいいなとは思います」

「それは……慢心……ですかね?」

「はい……多分。自信と言ったらリクもかなりあるとは思ったんですけど」

「そうですね……機転も利きそうですし」

つい話を飛ばしてしまったリクについて、珍しくヤナセの方から告げてき印象は自分と同じだったのでホッとする。

「はい、周りを良く見ていたし、外面的な気遣いは感じました」

「外面的な……気遣いですか」

「うっ……上手く言えなくてすみません」

相変わらずへんてこな表現に肩を竦めて恐縮したが、ヤナセは優しく微笑み返してきてくれた。

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