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ラブカルチャースクール 3
第8章 Lesson 困惑

そのままエレベーターに乗って、ラブカルレストランに向かう。
三人共休憩室に居たのか、先に来て社食の入り口で待っていてくれた。
もう女子寮に帰ったと思った、サナもいる。
「コトミ~! おっそいよ~!」
待ちくたびれた感じでジュリはそう言うけど、顔は笑っていた。
「ごめんね! 待った?」
「私たちも今来たところだから」
「そっか~。良かった」
エレベータから降りて急ぎ足で三人に近付くとカレンが気遣ってくれたのか、状況を教えてくれた。
無言のサナはやっぱり顔色が悪い。
声を掛けたいけど却って疲れさせるかもと、躊躇ってしまう。
「今日は何を食べようかしらね~!」
ジュリはいつもと変わらないノリで、レストランに入っていく。
こういう時はジュリの明るさが、場の雰囲気を和ませてくれて助かった。
「あんまり食べるとジムの時に辛いよ」
「う~ん。そうなのよね~」
「軽めにしておこうか」
「何かダイエットしてるみたな気分だわ~」
私とジュリの会話をカレンとサナがノーコメントで聞いているのは、お決まりのパターンとなっている。
この後の筋トレのことも考えて、カレン以外はパスタセットにした。
「カレン、何であんただけうどんなの?」
「消化がいいからよ」
一人だけうどんセットにしたのが気になったようで、ジュリはカレンに聞いたけど、答えはいたってシンプルに返ってくる。
この二人に会話は殆ど盛り上がらないけど、最近はそれがコントみたいで面白く感じてきていた。
三人共休憩室に居たのか、先に来て社食の入り口で待っていてくれた。
もう女子寮に帰ったと思った、サナもいる。
「コトミ~! おっそいよ~!」
待ちくたびれた感じでジュリはそう言うけど、顔は笑っていた。
「ごめんね! 待った?」
「私たちも今来たところだから」
「そっか~。良かった」
エレベータから降りて急ぎ足で三人に近付くとカレンが気遣ってくれたのか、状況を教えてくれた。
無言のサナはやっぱり顔色が悪い。
声を掛けたいけど却って疲れさせるかもと、躊躇ってしまう。
「今日は何を食べようかしらね~!」
ジュリはいつもと変わらないノリで、レストランに入っていく。
こういう時はジュリの明るさが、場の雰囲気を和ませてくれて助かった。
「あんまり食べるとジムの時に辛いよ」
「う~ん。そうなのよね~」
「軽めにしておこうか」
「何かダイエットしてるみたな気分だわ~」
私とジュリの会話をカレンとサナがノーコメントで聞いているのは、お決まりのパターンとなっている。
この後の筋トレのことも考えて、カレン以外はパスタセットにした。
「カレン、何であんただけうどんなの?」
「消化がいいからよ」
一人だけうどんセットにしたのが気になったようで、ジュリはカレンに聞いたけど、答えはいたってシンプルに返ってくる。
この二人に会話は殆ど盛り上がらないけど、最近はそれがコントみたいで面白く感じてきていた。

