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ラブカルチャースクール 3
第8章 Lesson 困惑
この話題にはもう触れない方がいいよね?

チラリとホズミを見ると

「はぁ~。だから変な異名は嫌なんだよ」

後頭部を掻きながら、大きな溜息を吐いる。

本当に嫌だったのか、ちょっとメンズモードになっていた気がした。

ホズミは自分が『ラブカル四天王』と言われているのが余り好ましく思っていない。

その理由が今日は改めて実感する。

でも異名がなくても、姉さんは絶対目立つと思うけどね……。

「姉さん、下の名前も珍しいの?」

調べる気はないけど、この際本人の口から聞いておいた方が無難な気がした。

「ん~? 下は普通よ。彗星のスイに下心書いて『慧』よ」

「ケイ……一文字なんだ?」

「ふふふ、頭デッカチよね~。生まれた時から見てくれがこうだったから、親も遊んで男女兼用の名前にしたのよ~」

「あはっ! 姉さんの親御さんも面白いんですね」

「たく、子供の人生何だと思ってるのよね~」

そう言いながらも、ホズミは満更でもなさそうに手を団扇みたいに上下に振って笑っている。

またホズミが豹変するかと思ったら、もう達観してしまったのかすっかり普段のモードに戻っていた。

「だけど『八月一日』に『慧』って字面綺麗だと思うな」

本当にそう思って言ったら『綺麗』って言葉に覿面に弱いホズミは、瞬く間に目を輝かせて周りの目も気にせずに私に飛びついてくる。

「やぁん! やっぱりチワワちゃん大好き~!」

「ぎゃ! 姉さん! ここジム!」

また何か起きたのかと、講師たちが遠巻きにして見ている視線が痛い。

やばい、再び悪目立ちしてしまった!

「二人でだけで盛り上がってズルイ~!! 名前調べたの私なのに~!」

焦る私の胸の内を知らぬジュリが、相変わらず空気が読めていないことを言っているのは……

聞かなかったことにしておこう――――。

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