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ラブカルチャースクール 3
第9章 Lesson チャージ
濡れた指先に視線が釘付けになっていると――

「こんな風に、濡れた?」

セイジは更に追及してくる。

一体何を企んでいるの――!?

突然モードチェンジしたセイジに、頭がパニックになって上手く考えが働かない。

何とかこの場を切り抜けたいけど、気持ちとは裏腹に昨晩弄った場所が、ジリジリと疼いてきた。

昨日のレッスンから、自分の身体が自分のじゃないみたいに感じる。

「時間が……もう行かなきゃ……」

これならこの場を切り抜けられると思ったのに、セイジは不敵な笑みを浮かべてきた。

ドックン――――

滅多に見ないその顔に、胸の奥より下腹部が激しく脈打つ。

さっきのセイジの話が、頭の中でリピートを始めた。

『人間も動物だから本能で性欲って働いてしまうし、三大欲求の一つだからね……やっぱり必要なものなんだよ』

「あ……」

この疼きは――――本能?

『コミュニケーションの一つだよね』

「琴海……触ってごらん」

触る?
アソコに触るの??

『不安な時や疲れている時にセックスしたくなる場合は多いんだよね』

クラッと宙に浮いたような……眩暈みたいな感覚に襲われる――――。

「はぁ……」

熱い吐息と蜜が零れ出る。

セイジの手が私の脚を伝いながら、スカートの中に忍び込んだ。

ストッキングとショーツに指が掛かると、器用に下へズラしていく。

「琴海、腰を浮かせて」

「うん……」

数秒前まで逃げ出そうとしていたのに、もうすっかりセイジのペースに嵌っていた。

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