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ラブカルチャースクール 3
第10章 I Lesson 2回目
私の顔つきが神妙になったからか、アラタは唇を触るのを止めてニッコリと微笑んだ。
「それに、講師側だってずっと恋愛出来ないのは地獄ですよ」
「へ……」
アラタの言葉に反応して目を開くと、精悍な顔が至近距離に近付いてきて――――唇を塞がれた。
ムギュッと押し付けた唇をアラタは表面をなぞるように広げていき、空洞の中に私の膨らみを吸い込んだ。
「……んっ!」
この話の流れで、今キスなの!?
アラタの不意打ちのキスに、流石に少し動揺する。
予想外な行動をするアラタに、ドックン! ドックン!
――と少しずつ脈が早まってきた。
これはもしや、アラタの作戦?
ときめいていないのがバレて、驚かしてドキドキさせようって魂胆なのかも!
などと考えている時点で、めちゃくちゃ警戒心の方が上回っている気がする。
私が動揺している間にも、アラタは咥え込んだ私の唇を揉むように強弱をつけて吸っていく。
アラタの中に吸い込まれる唇が、タコみたいに変形していく感覚だった。
刺激を与えられた口元は、熱っぽくなってジリジリと痺れてくる。
「んんっ……うっ……」
なんて見事な『口吸い』!
平安時代さえも彷彿させるこの吸い付きぶりは、ハナブサが見ていたら拍手くれそうだ。
扇子を持った和風男子ハナブサが、すっかりお公家様になっている。
そして平安時代のキスがどんなだったかは、実際のところは解らないのだけれど――――。
「それに、講師側だってずっと恋愛出来ないのは地獄ですよ」
「へ……」
アラタの言葉に反応して目を開くと、精悍な顔が至近距離に近付いてきて――――唇を塞がれた。
ムギュッと押し付けた唇をアラタは表面をなぞるように広げていき、空洞の中に私の膨らみを吸い込んだ。
「……んっ!」
この話の流れで、今キスなの!?
アラタの不意打ちのキスに、流石に少し動揺する。
予想外な行動をするアラタに、ドックン! ドックン!
――と少しずつ脈が早まってきた。
これはもしや、アラタの作戦?
ときめいていないのがバレて、驚かしてドキドキさせようって魂胆なのかも!
などと考えている時点で、めちゃくちゃ警戒心の方が上回っている気がする。
私が動揺している間にも、アラタは咥え込んだ私の唇を揉むように強弱をつけて吸っていく。
アラタの中に吸い込まれる唇が、タコみたいに変形していく感覚だった。
刺激を与えられた口元は、熱っぽくなってジリジリと痺れてくる。
「んんっ……うっ……」
なんて見事な『口吸い』!
平安時代さえも彷彿させるこの吸い付きぶりは、ハナブサが見ていたら拍手くれそうだ。
扇子を持った和風男子ハナブサが、すっかりお公家様になっている。
そして平安時代のキスがどんなだったかは、実際のところは解らないのだけれど――――。