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ラブカルチャースクール 3
第10章 I Lesson 2回目
それにしても……このタイミングでディープキスしてきたけど、話はもう終わったのだろうか?

『掟改正』になったら、アラタは講師を続けながら誰かと恋愛する気だってことだよね?

敢えて言ってくるって――それも私に……。

あっ! もしかしてヤナセ組の女性陣で気になる人とか見付けたのかな?
無事に掟が改正がされた時には、私に縁を取り持つのを手伝えってことかも!

スポーツつながりでサナとか?
う~ん、でもこのマイウェイぶりだから似た者同士でジュリとか?
案外慎ましそうな雰囲気が気に入ってカレンだったり~!!

クッチョン! クッチョン! と口の中を掻き混ぜられながら、頭の中ではアラタの恋愛予想図を展開させていると――

チュッポン! 

――アラタは急に舌を引き抜いた。

「あっ……」

やっとこ離れた唇に物凄い解放感を感じて、逆に気持ちが良い。

清々しさに、うっとりとして微笑んでしまった。

するとアラタが――

「コトミさん、何考えてた?」

「えっ!?」

「キスに集中してない感じだから、何か考え事してなかった?」

「へ……それは……」

マイウェイの割には結構鋭いアラタに、少し動揺してしまう。

これもアスリートの直感だろうか……。

「アラタさんの……恋愛ってどうなるのかな~って思っちゃって……」

近からず遠からずなことを言って濁してみる。

これで上手くスルーしてくれたらいいんだけど――――

淡い期待を抱いてアラタを見上げると、目が合ったその顔は、何だか妙に嬉しそうだった。

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