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ラブカルチャースクール 3
第10章 I Lesson 2回目
ホックを外すだろうと思って、背中を浮かせかけたらアラタの手が背中に回ってくる。

このままスムーズにブラホックを外すと思ったら――――

「コトミさん、万歳して」

「え? 万歳?」

アラタはまたしても不思議なことを言ってきた。

何故にここで万歳なんだ?? 

――と思いながらも言われた通り両手を背尾泳ぎのスタートみたいに上げると、アラタは首元に寄っているブラを掴み、洋服を脱がす要領で一気に引き抜いた。

「はっ!?」

「よっし! 脱げた!」

一瞬何が起きたのかと思って固まっていると、アラタは満足そうに引き抜いたブラを私の目の前にぶら下げる。

まるでテーブルクロス引きでも成功させたみたいなドヤ顔だ。

え……ここって褒めるべき?
何で、わざわざこんな外し方するんだろう?

あ、でも……サプライズぽくて、緊張している生徒には却ってウケるかも――――

ウケるかっ!?

私の中でアラタが、ますますカオスになっていく。

目を見開いて目の前で揺れるブラを凝視していると、アラタは白い歯をキラッと光らせた。

「驚いた?」

――――なっ!
確信犯かっ!!

「ちょっと……ビックリした」

「あ、やっぱり! これやると大抵驚かれるんだ」

「そう……だね」

ブラを引き抜かれた行為よりも、アラタがこんなことするキャラの方に驚くんじゃ?

例えばこれをヤナセがやったとしたら、「流石、お見事!」とか思っちゃうだろうし、ドヤ顔だってしないで、さも何もなかったように続けるだろう。

思えばハナブサなんて、穴の中に扇子突っ込んでくるくらいなのだから、ブラぐらい可愛いもんだ。

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