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ラブカルチャースクール 3
第10章 I Lesson 2回目

サプライズと言ったら、そんなことない日常で生活してきて、ラブカルに通うようになったらサプライズばかりだった。
ヤナセだったら、毎回サプライズだし!
「う~ん」と眉間に皺を作り、これはちょっとどうしたものかと考えながら自分なりの意見を述べてみる。
「えっとね……サプライズは時と場合によるかな~。基本的には楽しいとは思うし、テンションを上げさせてくれようとしてくれる気持ちは嬉しいけど……タイミングによっては却って微妙な時もあると思うんだよね」
「あ~確かに、あり得るね」
「うんうん! それにね、アラタが相手にしていくのはあくまでも生徒だから、私の好みは余り拘らなくても良いと思うよ」
よっしゃ!
ハッキリ言ったぞ!
これでもうアラタがヘンテコな質問をしてこないだろうと、期待したかった。
――――のだけど……アラタは少し悲しそうに表情を曇らせる。
嫌な予感がする……。
しばし沈黙していたアラタは、ブラがクシャクシャになるくらい力を込めて握り潰していく。
あぁぁ~!!
いくらワイヤーが入っていないとはいえ、一応備品なんだから大事に扱ってよ~!
「ア、アラタさん!」
アラタの様子も気になるけど、皺くちゃにされていくブラを心配していると――――
「生徒相手のレッスンはまだ先の話だし、先ず俺はコトミさんに喜んで貰いたいんだよ!」
ザッパァァァン――――!!
劇画並みに気迫を込めて力説するアラタの背後に、波飛沫が見えた気がした。
ヤナセだったら、毎回サプライズだし!
「う~ん」と眉間に皺を作り、これはちょっとどうしたものかと考えながら自分なりの意見を述べてみる。
「えっとね……サプライズは時と場合によるかな~。基本的には楽しいとは思うし、テンションを上げさせてくれようとしてくれる気持ちは嬉しいけど……タイミングによっては却って微妙な時もあると思うんだよね」
「あ~確かに、あり得るね」
「うんうん! それにね、アラタが相手にしていくのはあくまでも生徒だから、私の好みは余り拘らなくても良いと思うよ」
よっしゃ!
ハッキリ言ったぞ!
これでもうアラタがヘンテコな質問をしてこないだろうと、期待したかった。
――――のだけど……アラタは少し悲しそうに表情を曇らせる。
嫌な予感がする……。
しばし沈黙していたアラタは、ブラがクシャクシャになるくらい力を込めて握り潰していく。
あぁぁ~!!
いくらワイヤーが入っていないとはいえ、一応備品なんだから大事に扱ってよ~!
「ア、アラタさん!」
アラタの様子も気になるけど、皺くちゃにされていくブラを心配していると――――
「生徒相手のレッスンはまだ先の話だし、先ず俺はコトミさんに喜んで貰いたいんだよ!」
ザッパァァァン――――!!
劇画並みに気迫を込めて力説するアラタの背後に、波飛沫が見えた気がした。

