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ラブカルチャースクール 3
第3章 Lesson チェリー

「キャンディー?」
「うん……さくらんぼ味なんだ」
「さくらんぼ……」
キュゥゥゥゥゥ――――――――ンッ!!
途端私のハートは超音波を鳴らし、取り戻した冷静さは大気圏外にフッ飛ばされた。
やだ、セイジ……『さくらんぼのショートケーキ』みたいじゃない。
大好きなケーキで、レッスンの節目にセイジがいつも買ってきてくれていた思い出が蘇る。
更にセイジは追い打ちを掛けるように
「琴海、あ~んて口を開けて。中に入れるから」
とんでもないことまで言い出してくる。
「じ、自分で食べれます」
「いいから、いいから。はい、あ~ん!」
嬉しいけど照れ臭くて断ろうとしたけど、セイジは妙に積極的にキャンディーを食べさせようとする。
包みを解いたセイジの長い指の先に掴まれたほんのりピンク色のキャンディーが、宝石みたいに光って綺麗だった。
まぁ……仕方ないよね。
セイジがここまで言うんだもん。
なんて自分を言い聞かせておいて、内心ドキドキしながらキャンディーが入る大きさに口を開くと、セイジの指が口元にゆっくりと近付いてきた――――
「琴海……目を閉じて」
「へっ! 目!?」
――――けど、飴は直ぐには与えて貰えないどころかまた新たな指令が下される。
何だろうセイジ……
レポートといい久々に私で遊んでいるのかな?
でもセイジになら、何されてもいいけど~!
ちょっと謎に思いながらも、結局セイジに言われた通り瞼を閉じた。
「うん……さくらんぼ味なんだ」
「さくらんぼ……」
キュゥゥゥゥゥ――――――――ンッ!!
途端私のハートは超音波を鳴らし、取り戻した冷静さは大気圏外にフッ飛ばされた。
やだ、セイジ……『さくらんぼのショートケーキ』みたいじゃない。
大好きなケーキで、レッスンの節目にセイジがいつも買ってきてくれていた思い出が蘇る。
更にセイジは追い打ちを掛けるように
「琴海、あ~んて口を開けて。中に入れるから」
とんでもないことまで言い出してくる。
「じ、自分で食べれます」
「いいから、いいから。はい、あ~ん!」
嬉しいけど照れ臭くて断ろうとしたけど、セイジは妙に積極的にキャンディーを食べさせようとする。
包みを解いたセイジの長い指の先に掴まれたほんのりピンク色のキャンディーが、宝石みたいに光って綺麗だった。
まぁ……仕方ないよね。
セイジがここまで言うんだもん。
なんて自分を言い聞かせておいて、内心ドキドキしながらキャンディーが入る大きさに口を開くと、セイジの指が口元にゆっくりと近付いてきた――――
「琴海……目を閉じて」
「へっ! 目!?」
――――けど、飴は直ぐには与えて貰えないどころかまた新たな指令が下される。
何だろうセイジ……
レポートといい久々に私で遊んでいるのかな?
でもセイジになら、何されてもいいけど~!
ちょっと謎に思いながらも、結局セイジに言われた通り瞼を閉じた。

