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ラブカルチャースクール 3
第10章 I Lesson 2回目
チュク……チュク……ジュル……

果肉を少しずつ啄むように、ヒダと蕾を交互にアラタは吸い上げていく。

刺激に反応した雌蕊の奥から蜜がジッとりと染み出してきた。

零れ出た蜜は渇きを潤すように花園に広がっていく。

「あ……濡れてきたね」

「やっ……もう……大丈夫!」

「まだだよコトミさん、もっと滴るくらい濡らさないと大事なところ痛めるよ」

「で、でも……ぁっ……」

アラタは正論を言いながらも、汁で滑る果肉の感触を楽しむようにヒダを舐め上げる。

「ひっ……やめっ……」

ゾクゾクする感覚に身体を震わせると、アラタの舌使いはますます執拗になってきた。

リクの時とは違った不安感が胸に広がりだして、また同じことを繰り返しやしないかと怖くなってくる。

「はっ……あぁ……」

アラタに局部を弄られながら、虚ろな目で非常ボタンを探してしまう。

助けを呼びたい衝動に駆られそうになる。

でも――――

「あっ! はぁぁ……」

まだ耐えられる――――。

アラタは強引だけど、別に乱暴ではない。

かなり曲者だけど、変態ではない――多分……。

それにこれしきのこと、元旦那に無理やりにされた時より全然マシだ。

これから先、もっともっと大変になるだろう……

だから――――大丈夫。

押し上げてくる感覚に眉をギュッと寄せて目を瞑ると、瞼の裏にはセイジの笑顔が浮かんだ――――瞬間。

クチュゥゥゥ~!!

アラタは硬くなった肉芽を唇で包み込んで、口の中に吸い込み始めた。

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