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ラブカルチャースクール 3
第10章 I Lesson 2回目
アラタは私の言葉に気を良くしたのか、腰を軽快に振ってくる。

これなら今直ぐにも射精するかもしれない。

私は下腹部に意識を集中して、アラタの律動に合わせるように膣壁をギュギュッとめいっぱい締め付けた。

「あぁ……キツッ!」

効果てき面だったのか、アラタは眉を寄せて一瞬動きを止める。

どうだ~!
ホズミ姉さん直伝の『膣トレ』効果の威力~!!

「えっ? そうかな~」

すっとぼけといて、反撃のつもりでここぞとばかりに締め付けていく。

イケッ! イクのだアラタ!!

何かセックスしているというより、戦いになってきた気分だった。

だけど思いのほかアラタは粘り強くて、動きが止まったあとにピストンから円運動に切り替えてきた。

「あぁ……っ!」

ただでさえパツパツの筒の中を押し広げていくように、腰を回して肉竿を壁に押し当ててくる。

「感じていると締め付けキツくなるっていうよね。俺ので感じてる?」

「う、うん。凄~く!」

ちょっと悦に入っちゃているような顔をするアラタに、話を合わせた上に褒めてみた。

「ふふ、良かった。どうせイクならコトミと一緒にイキたいな」

「え? 私はいいよ。イキたいならお先にどうぞ」

てか研修なんだから別に一緒にイカなくていいでしょ~!
やっぱり絶対勘違いしてるよね?

とは言えずに、心の中でひたすらツッコミを入れてしまう。

私の反応に確実に勘違いしているようで

「遠慮しちゃって、可愛いねコトミ」

「……」

そう言って嬉しそうに腰を回すアラタに絶句した。

誰か――助けてぇぇぇ~!!

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