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ラブカルチャースクール 3
第10章 I Lesson 2回目
アラタはギリギリずらしていた先端をポルチオに触れるように、押し込んできた。

竿の先の丸みが触れただけで、今までとは違う感覚が子宮をジリジリと疼かせる。

「んんっ……」

反射的に声を漏らすとアラタは動きを緩めながら、快感スイッチを先端で揺らし始めた。

「指で刺激するのもいいけど、やっぱりこっちの方が男も気持ちが良いよね」

「あぁ……ちょっ……」

実際アラタの言っている通りだと思う――――。

身体の仕組みも、射精に寄って与えられる女性の快感のメカニズムも、学べば学ぶほど合理的だということを知った。

だけど人間には『感情』がある。

元来生殖行動のセックスが、男女の究極のコミュニケーションにまでなりえるのは、感情がある故だろう。

だから本当ならお互いが気持ちよくなって然るべきなのだ――――しかぁ~し!!

これはラブカルに通ってくる生徒のための研修であって、私たち講師が気持ち良くなりためのセックスじゃない!

ましてやレッスン中に『俺も気持ちよくなりたい』なんて言った講師は居なかった筈。

あのナツでさえ言ってない。

寧ろ私を気持ち良くしようと必死だったくらいなのに――――。

「あっ……ん……はぁぁ……」

「もっと、強くしようか?」

「い、いや……これく、らいで……」

顔を顰めて堪えている私に、アラタがいちいち声を掛けてくる。

まだ研修が始まったばかりだから仕方ないのかもしれない。

直接生徒に会って気持ちを聞いていく内に、きっとアラタも変わっていく――――と思いたかった……。

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