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ラブカルチャースクール 3
第10章 I Lesson 2回目

それはアラタのブラ脱がしより見事な技で、更に中から精液が零れ出なように二本の指でしっかりとゴムを挟み華麗に腕を上げると、もう一人の年配講師が素早くそれを受け取る。
人の使用済みゴムを引き抜く姿まで、眩し過ぎる――――。
余りのテクニックの素晴らしさに感動の余り拍手しそうになった。
ヤナセにいきなりムスコを掴まれた上にゴムまで取られたアラタは、一瞬の出来事に呆然と立ち尽くしている。
私の中で熱く放たれた白いマグマの残骸が、しなだる竿の先で雫になって垂れ落ち掛けていた。
その姿が妙に居た堪れなくて、「ご愁傷さま」と心の中で呟いてしまう。
「アラタ……射精した経緯は、後程担当のカミジョウと一緒に聞かせて貰う。今日はもう……ここで終わりなさい」
「は……い」
ヤナセの迫力と精液が残っているゴムを印籠のように突き付けられたアラタは、さっきまでのマイウェイゴーイングは姿を消し、広い肩も矢印になりそうなくらい落としていた。
ひぃぃぃぃ!!
怖い! 本当に怖い!!
多分ヤナセは言わずとも、何でアラタが射精したか解っているような気がする。
素っ裸のままことの結末を見届けいる私に、ヤナセがテーブルに置いてあったローブを以て近寄って来た。
「琴海さん……このようなお姿でお待たせしてしまって申し訳ありません」
ヤナセは素早くローブを私の身体に掛けてくれながら、ヘーゼルの瞳を細めて心痛な面持ちを見せる。
「あ……いえ、大丈夫……です」
またヤナセに心配をかけてしまった……。
美しい顔に憂いを浮かべるヤナセに、こっちこそ申し訳なく思い、耳と尻尾がシューンと垂れ下がっていっていくような気持ちだった。
人の使用済みゴムを引き抜く姿まで、眩し過ぎる――――。
余りのテクニックの素晴らしさに感動の余り拍手しそうになった。
ヤナセにいきなりムスコを掴まれた上にゴムまで取られたアラタは、一瞬の出来事に呆然と立ち尽くしている。
私の中で熱く放たれた白いマグマの残骸が、しなだる竿の先で雫になって垂れ落ち掛けていた。
その姿が妙に居た堪れなくて、「ご愁傷さま」と心の中で呟いてしまう。
「アラタ……射精した経緯は、後程担当のカミジョウと一緒に聞かせて貰う。今日はもう……ここで終わりなさい」
「は……い」
ヤナセの迫力と精液が残っているゴムを印籠のように突き付けられたアラタは、さっきまでのマイウェイゴーイングは姿を消し、広い肩も矢印になりそうなくらい落としていた。
ひぃぃぃぃ!!
怖い! 本当に怖い!!
多分ヤナセは言わずとも、何でアラタが射精したか解っているような気がする。
素っ裸のままことの結末を見届けいる私に、ヤナセがテーブルに置いてあったローブを以て近寄って来た。
「琴海さん……このようなお姿でお待たせしてしまって申し訳ありません」
ヤナセは素早くローブを私の身体に掛けてくれながら、ヘーゼルの瞳を細めて心痛な面持ちを見せる。
「あ……いえ、大丈夫……です」
またヤナセに心配をかけてしまった……。
美しい顔に憂いを浮かべるヤナセに、こっちこそ申し訳なく思い、耳と尻尾がシューンと垂れ下がっていっていくような気持ちだった。

