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ラブカルチャースクール 3
第12章 Lesson 欲
やっぱりまだ、続きがあったんだ――。

途端、ドキドキと脈が逸り胸の奥が高揚感で満ちてくる。

スカートの裾がセイジの腕に引っ掛かり、膝丈の長さなのに太腿まで捲れ上がっているのが妙に厭らしく思えた。

「そのまま俺の肩に掴まっていて」

「う……ん」

私に指示を出しながらも、局部を摩るセイジの指の動きは止まらない。

指は三本だろうか――

脚の付け根と真ん中の線にそって前後に繰り返し撫で続けられている。

ストッキングなんて何の障壁にもなる筈もなく、セイジの指の感触がジワジワと股の間で大きくなってきた。

原始的に薪に火でも点けるみたいだ。

直接触れられない陰裂が熱を帯びて燻り、奥の蜜倉からはチョロチョロと淫火オイルが漏れてきた。

「はぁ……あぁ……」

全身がゆっくりと茹でられていくかのように熱くなり、額がしっとりと汗ばんでくる。

スローモーションで上がって来る恍惚感に頭の芯が渦を巻きだし、眩暈に似た感覚を誘い出す。

いっそ、直接触って――――一気にイカせて欲しい。

「セイ……ジ……」

潤んだ熱っぽい目でセイジを見やると、私の顔を凝視しながら口元に微かな笑みを浮かべてきた。

セイジ――――?

私は本能的にセイジの肩を強く掴んだ。

それを確認するかのようにセイジは両手をスカートの中に入れて、脚を包む化学繊維と共にショーツを少しずつ下ろし始めた。

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