この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 3
第13章 I Lesson 3回目

「え、私?」
自分の名前がいきなり登場したけど、クニミツを奮起させるようなことをした覚えがない。
「私……何かしたっけ?」
「前回のレッスンで自分が恥じらってしまって、ヤナセさん注意された時に言われたことや、四人の男性の前でコトミさんが女性一人で頑張ってくれた姿見て、自分本当に甘かったと思ったんです」
「あ……」
最初のレッスンの時――クニミツが一人だけ先に勃起してしまって、ゴムを着けるのを躊躇っていた。
その様子にヤナセが厳しく言い放った――――。
『何を……恥ずかしがっているんだ? 四人の男の中で……一人頑張っている琴海さんの立場になってみろ。やる気がないなら……今すぐ出ていけ』
今までに見たことないくらい、ヤナセは恐ろしかったな。
スタンダードで余計なことをしたナツを叱っていた時でさえ、あそこまでの末恐ろしさは感じなかったもん。
「あれは、怖……厳しく言われたもんね」
ヤナセをあそこまで怒らせて、反省しない人がいたらおかしいと思う。
――――ん?
アラタはどうなんだ?
クニミツの表情が、自然と和らいできた。
「はい……凄く自己嫌悪に陥りましたけど、目も覚めました。自分、ずっとどこか甘かったんだって気付けました。あのレッスンの後、改めてレッスンの基礎や心得を何度も復習したんです」
「復習!?」
やっぱり凄く真面目だわ。
ヤナセに叱られてそこまでするなんて、そういうところはラブカル講師向きの資質なのかもしれない。
自分の名前がいきなり登場したけど、クニミツを奮起させるようなことをした覚えがない。
「私……何かしたっけ?」
「前回のレッスンで自分が恥じらってしまって、ヤナセさん注意された時に言われたことや、四人の男性の前でコトミさんが女性一人で頑張ってくれた姿見て、自分本当に甘かったと思ったんです」
「あ……」
最初のレッスンの時――クニミツが一人だけ先に勃起してしまって、ゴムを着けるのを躊躇っていた。
その様子にヤナセが厳しく言い放った――――。
『何を……恥ずかしがっているんだ? 四人の男の中で……一人頑張っている琴海さんの立場になってみろ。やる気がないなら……今すぐ出ていけ』
今までに見たことないくらい、ヤナセは恐ろしかったな。
スタンダードで余計なことをしたナツを叱っていた時でさえ、あそこまでの末恐ろしさは感じなかったもん。
「あれは、怖……厳しく言われたもんね」
ヤナセをあそこまで怒らせて、反省しない人がいたらおかしいと思う。
――――ん?
アラタはどうなんだ?
クニミツの表情が、自然と和らいできた。
「はい……凄く自己嫌悪に陥りましたけど、目も覚めました。自分、ずっとどこか甘かったんだって気付けました。あのレッスンの後、改めてレッスンの基礎や心得を何度も復習したんです」
「復習!?」
やっぱり凄く真面目だわ。
ヤナセに叱られてそこまでするなんて、そういうところはラブカル講師向きの資質なのかもしれない。

