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ラブカルチャースクール 3
第13章 I Lesson 3回目
「え、私?」

自分の名前がいきなり登場したけど、クニミツを奮起させるようなことをした覚えがない。

「私……何かしたっけ?」

「前回のレッスンで自分が恥じらってしまって、ヤナセさん注意された時に言われたことや、四人の男性の前でコトミさんが女性一人で頑張ってくれた姿見て、自分本当に甘かったと思ったんです」

「あ……」

最初のレッスンの時――クニミツが一人だけ先に勃起してしまって、ゴムを着けるのを躊躇っていた。

その様子にヤナセが厳しく言い放った――――。

『何を……恥ずかしがっているんだ? 四人の男の中で……一人頑張っている琴海さんの立場になってみろ。やる気がないなら……今すぐ出ていけ』

今までに見たことないくらい、ヤナセは恐ろしかったな。

スタンダードで余計なことをしたナツを叱っていた時でさえ、あそこまでの末恐ろしさは感じなかったもん。

「あれは、怖……厳しく言われたもんね」

ヤナセをあそこまで怒らせて、反省しない人がいたらおかしいと思う。

――――ん? 
アラタはどうなんだ?

クニミツの表情が、自然と和らいできた。

「はい……凄く自己嫌悪に陥りましたけど、目も覚めました。自分、ずっとどこか甘かったんだって気付けました。あのレッスンの後、改めてレッスンの基礎や心得を何度も復習したんです」

「復習!?」

やっぱり凄く真面目だわ。

ヤナセに叱られてそこまでするなんて、そういうところはラブカル講師向きの資質なのかもしれない。

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