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ラブカルチャースクール 3
第13章 I Lesson 3回目

この雰囲気、ちょっといい感じかも……。
スイッチが入ればテクニックはともかく、クニミツなら丁寧な動きをしそうな気がする。
クニミツが次にどんな行動を取るか待ち構えていると――――
固まってるぅぅぅ!!
唇は宛がわれた角度のまま止まっていて、ビクともしない。
いや……今日の私は『攻め』ていくって決めたんだ。
こっちから誘導していかねば!
クニミツのキステクがどんなものかは分からないけど、少し唇を左右に動かしてみた。
その途端――――
「はっ! すみません!」
弾け飛ぶような勢いで、クニミツは唇を離してしまった。
えぇぇぇ――――!?
これは予想外!!
合わせて唇を動かすくらいはするかと思ったのに、まさかここで離してくるとは!
「え、何が? 全然、大丈夫だったよ」
この後どうするかはまた考えるとして、謝ってきたクニミツに微笑み返す。
「何か……勢い任せにベッドに押し倒してしまったんで、失礼だったかと」
「ううん、今みたいな流れ悪くなかったと思うよ」
「そうですか? なら良かったのですが……自分のシミュレーションとは違ったから」
シミュレーションまでしてきたんだ……。
一体クニミツの頭の中で、どういうレッスンが繰り広げられているのだろう?
「えっと……そのシミュレーション通りでもいいから、進めてみて貰えます」
クニミツなりに考えてきたなら、基本に忠実な無難な内容だろう。
アラタみたいにハチャメチャにならないなら、今回はそれで充分だ。
「は、はい。では失礼します……」
クニミツは一旦身体を起こして律儀に一礼すると、ベッドの端で曲がったままの私の脚を丁寧に持ち上げてベッドに乗せた。
スイッチが入ればテクニックはともかく、クニミツなら丁寧な動きをしそうな気がする。
クニミツが次にどんな行動を取るか待ち構えていると――――
固まってるぅぅぅ!!
唇は宛がわれた角度のまま止まっていて、ビクともしない。
いや……今日の私は『攻め』ていくって決めたんだ。
こっちから誘導していかねば!
クニミツのキステクがどんなものかは分からないけど、少し唇を左右に動かしてみた。
その途端――――
「はっ! すみません!」
弾け飛ぶような勢いで、クニミツは唇を離してしまった。
えぇぇぇ――――!?
これは予想外!!
合わせて唇を動かすくらいはするかと思ったのに、まさかここで離してくるとは!
「え、何が? 全然、大丈夫だったよ」
この後どうするかはまた考えるとして、謝ってきたクニミツに微笑み返す。
「何か……勢い任せにベッドに押し倒してしまったんで、失礼だったかと」
「ううん、今みたいな流れ悪くなかったと思うよ」
「そうですか? なら良かったのですが……自分のシミュレーションとは違ったから」
シミュレーションまでしてきたんだ……。
一体クニミツの頭の中で、どういうレッスンが繰り広げられているのだろう?
「えっと……そのシミュレーション通りでもいいから、進めてみて貰えます」
クニミツなりに考えてきたなら、基本に忠実な無難な内容だろう。
アラタみたいにハチャメチャにならないなら、今回はそれで充分だ。
「は、はい。では失礼します……」
クニミツは一旦身体を起こして律儀に一礼すると、ベッドの端で曲がったままの私の脚を丁寧に持ち上げてベッドに乗せた。

