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ラブカルチャースクール 3
第13章 I Lesson 3回目

クニミツが耳に触れていたのは、然程長くなかった。
指先は耳たぶから顎へと沿っていき、首筋へ移動する。
四本の指で首筋を満遍なく上下に数回撫で上げる感触は、マッサージされているみたいで気持ち良い。
「ふふふ……」
クニミツが狙ってやっているとは思えないけど、心地良さに自然と笑みが零れだす。
「あ、何か変ですか?」
私の反応にクニミツは心配気に伺ってくる。
「ううん……クニミツさんの指、気持ちいいなって」
「本当ですか! ありがとうございます」
まだちょっとセックスする雰囲気ではないけれど、クニミツの頑張ろうとする思いは褒めてあげたかった。
自分のことより相手を気持ち良くしようといているのは、講師として重要なことだと思う。
本当に今度アラタに、クニミツの垢を飲ませてみようかと考えてしまった。
耳たぶと同じくらいの間隔で首筋を撫で終わった指は、そのまま下にさがってローブの襟に辿り着く――。
クニミツは襟に指を添えたまま、躊躇いがちに聞いてきた。
「あ……ローブ脱がすのは、まだ早いですよね?」
うっ……毎回ことあるごとに聞かれるのかな?
でも今回は仕方ないか……。
「私の受けてきたレッスン的には早い気がするけど、ローブがない方がやりやすいなら構わないと思うよ。脱ごうか?」
時間もないし――――とまでは言わないでおく。
ローブを脱ごうと腰紐に手を伸ばすと――――
「待って下さい! 自分にやらせて下さい!」
クニミツの手が重なってきて、解くのを止められた。
指先は耳たぶから顎へと沿っていき、首筋へ移動する。
四本の指で首筋を満遍なく上下に数回撫で上げる感触は、マッサージされているみたいで気持ち良い。
「ふふふ……」
クニミツが狙ってやっているとは思えないけど、心地良さに自然と笑みが零れだす。
「あ、何か変ですか?」
私の反応にクニミツは心配気に伺ってくる。
「ううん……クニミツさんの指、気持ちいいなって」
「本当ですか! ありがとうございます」
まだちょっとセックスする雰囲気ではないけれど、クニミツの頑張ろうとする思いは褒めてあげたかった。
自分のことより相手を気持ち良くしようといているのは、講師として重要なことだと思う。
本当に今度アラタに、クニミツの垢を飲ませてみようかと考えてしまった。
耳たぶと同じくらいの間隔で首筋を撫で終わった指は、そのまま下にさがってローブの襟に辿り着く――。
クニミツは襟に指を添えたまま、躊躇いがちに聞いてきた。
「あ……ローブ脱がすのは、まだ早いですよね?」
うっ……毎回ことあるごとに聞かれるのかな?
でも今回は仕方ないか……。
「私の受けてきたレッスン的には早い気がするけど、ローブがない方がやりやすいなら構わないと思うよ。脱ごうか?」
時間もないし――――とまでは言わないでおく。
ローブを脱ごうと腰紐に手を伸ばすと――――
「待って下さい! 自分にやらせて下さい!」
クニミツの手が重なってきて、解くのを止められた。

