パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第13章 I Lesson ３回目

お尻からそっと手を放す――――。

「コトミさん？」

急に手が離れたことに、クニミツは訝し気にしている。

ごめんねクニミツ――――。

胸の内で謝りながら、私はクニミツの脇腹をくすぐり始めた。

コチョコチョコチョ～！

途端、打ち上げられた魚のようにクニミツの身体がビクンと跳ねる。

「ちょっ！　コトミさん！　止めて下さい！」

「コチョコチョ、コチョコチョ～」

効果音を呟きつつ執拗にくすぐっていくと、クニミツは射精しないようにとムスコに意識がいったのかお尻から力が抜けたみたいだ。

チャ――――ンス！！
今だっ！！

私は透かさず、開きやすくなった岩戸の間に指を挿し込んだ――――。

「あぁぁぁっ――――！！」

クニミツが悲痛な叫びをあげる。

目指すは男性の敏感な部分――『アナル』！！

中に入れなくても外を刺激するだけでも、今のクニミツには十分だろう。

指先が穴に向かって突き進むと、指先に微かな感触を感じた。

到着！！
いざ出陣！！

先ずは指を筋に沿って前後に動かしてみる。

「やっ……あぁっ……止めて……」

クニミツは泣きそうな声で命乞いのように言ってくる。

再びお尻に力を入れてくるが、却って私の指先は絞りに押し付けられていくだけだ。

「あぁぁっ……」

「クニミツさん……観念しましょう」

「やぁ……いや……です」

うぅぅん、これはかなり強情だな。

仕方がない……こうなったら次は『奥に手を作戦』だ。

閉じられた鍵穴に指先をゆっくりと押し付ける。

「わぁぁぁっ！　待って！　それ以上は……」

「行きます！」

「あぁぁぁっ――！！」

押し開いた穴の中に指がズブブブと挿さっていった。